徒然なるままに書き込みます。
内容はひとりごとのような他愛もないものです。

※以下、作家のイメージを著しく損なう恐れがありますので作家自身の生態系にご興味が無い方はあまり読まれないことをお勧めいたします。

画像準備するのが面倒で実質メインコンテンツ化しそうな予感・・・。

鯖引越しリニュウアルと独自ドメイン習得。
2011-7-7

かれこれここのHPを放置しがちではや数ヶ月。
気づけばもう今年のうち半分は終わっている、って考えたらゾっとした。

まさしく\(^o^)/オワタ状態。

時間が経つの早すぎ。
ぼちぼち震災から4ヶ月目?
やばいやばい。


あまりに放置しがちでHPもさすがに錆びついたせいか、鯖が益々重い。
しかもアップロードの度にバグるっていうこの悪循環。
鯖重な上にこのウェブ作成ツールがこれまた重いのなんの。
CSSとか勝手に設定してくれるのはらくちんだけど勝手にどんどんフォルダ生成してくせいか、ファイル数が1500とかいってるんですが・・。

総ページ数たかだか35MB程度の容量しかないのにアップロードするだけでも何分かかるの?っていうくらいの絶不調だったので、ここは一念発起してレンタル鯖に引っ越した。

月々150円程度のレンタルサーバで一般的な月々1500円とかするような鯖に比べたらおこちゃま仕様の鯖だが、これがなんとも快適。
今までのがウソのように軽やかだ。

前の所は無料がウリだったから仕方ないが、まぁひと通り更新とか不具合とか体験させてもらったからよしとしよう。

で、念願だった軽やか鯖を手に入れたので、調子に乗って独自ドメインも習得してみることにした。

独自ドメインとはHPのURLの事で、自分の好きな名前が付けられるというシロモノ。
nikawanurunuru.comとかfurunorikusaiyo.co.jpとか何でもいいわけだ。

kotaだけで検索したら見事にどれも取れなかった。
さすがに普通の名前っぽいドメインはとっくに誰かに使われている。
競争率高杉。

次に長年使い倒しているワード、kotacで検索してみたが.jp.biz.infoくらいしか残っていなかった。
本当は.comが欲しかったが、先客がいてダメだった。
土地転がしならぬ、ドメイン転がしによって専有されてるみたいだ。
誰がそんな所から買ってやるものか、( ゚д゚)、ペッ。

残り物には福来るということでこの3つから選ぶ事にしたが、なにげに.jpだけ一回り高い。
年間3800円・・だと?高いな。

bizとinfoは1800円、、よその会社だと99円セールとか、どんだけ大安売りなんだ。
まぁ大概安売りドメインの所は鯖レンタル代がお高いので、どっちがお得かという話だが。

そんなわけで、お知らせHPだし.infoあたりでいこうか、、と悩んだがちょっと迷う。
.jp、、年間3800円だが、この短さは魅力だ。
健康保険とか税金ちゅるちゅる引かれるのを考えたら、3800円くらいはお布施みたいなもんだ、と自分を言い聞かせる。

迷いに迷って思案した挙句、最後は日本画はやっぱJAPANでしょ~、という適当なノリで.jpにしてみた。

kotac.jp、誕生。

うは、、これは短い、、http://kotac.jpとかどんだけ、、w
スペックマニアな自分はニヤニヤしつつも、とりあえず一仕事終えた感でいっぱいだ。


かえす刀な勢いで、ついでに挙動不審なこのウェブツールを更新することにした。
アカデミック版があるようなので早速注文、今度はトップページのビルボードがアニメーションさせられるらしい。
これである程度更新してなくてもバレずらい画面にできる 活気のあるトップページに出来ること間違いなし。

もうこのHPにも飽きてきてたので色々改変したいのは山々だが、まとまった時間が無いのでまたしばらく後に更新しよう・・。


どうでもいいが、works of artコーナーに昔貼りつけた過去作品の画像がやたらと黄色いのは正直ミスです。
当時ノートパソコンのちっさくてしょぼいディスプレイでアップロードしていたので、その画面で丁度いいと思った色でアップしてたのが間違いだった。
今モニタキャリブレーションかましたディスプレイで見ると、どれもヤニっぽい色合いになっててダメだな。

まぁこのへんの改良もまた今度ゆっくりと時間があるときにやろうかな・・・。

奇跡的落下。
2011-4-22

今日、いつものようにまた強めの余震があった。

家に戻ると直管二本の蛍光灯が照明器具ごと床に落下していた。
なぜか奇跡的に床にきれいに落ちていて、蛍光管が割れずに無傷のままだった。
変な位置に落下していてミステリー状態。

仕上げ前の作品が床に置いてあったが、無事だ。
まさに不幸中の幸い。
こいつめ、強運な絵だ。
搬入直前の作品の真上に落ちてたら・・蛍光管が破裂していたら・・と考えるとぞっとした。

照明器具にも地震対策せねば・・・。
本震余裕だったのでまさか余震で落ちるとは想像していなかった。

この蛍光管、Hfという規格で若干明るい。
ネジで天井に直付していたんだが、さすがに石膏ボードに打ち付けてたせいか脆かった。
ごっそり抜け落ちてボードのカスがぽろぽろと散る。
取り付けたあとはかなりしっかりと付いていたが、やはり石膏ボードは石膏ボード。
本震にも耐えていたので安心しきっていたが、やはり危険である。

これは虫の知らせと言わんばかりに明日さっそく近所のホームセンターで石膏ボード用のロブスター印のビスを購入してくることにする。(懲りない)


徐々に震源が南下してきた。
A賀先生曰く、昔の古文書によると、東北で大地震が起きてすぐに九州で噴火、そのあとに富士山が噴火、という記述があるから次は富士山だ、という。

ちょ・・。

文献のタイトルを失念してしまったが、当時の記録が克明にされているそうな。

東北地震、九州噴火までマジで同じ経路を辿ってるな・・。
こんな状況で富士山大爆発したらドラゴンヘッドじゃないが、まじヤバイ。

地震もそろそろ空気読んで落ち着いて欲しいところだ。

東日本大震災、1ヶ月過ぎて落ち着いてきたので振り返る。
2011-4-21

3月11日、東京・上野、藝大敷地内赤レンガ2号館にいた。
絵筆を作っている不朽堂さんが来られていたので新しい刷毛や筆を購入、お話をしていた時だった。

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ・・・・。

ものすごい長い地鳴り。
続いてやってきた大きく長い揺れ。
最初は、あ、地震だ、程度だったが揺れの異常さに気づく。
次第にいつもの地震とは違うな、と感じて屋外へ退避。

ドドドドドドドドドドドドドドド・・・・・ガガガガガガガガガガガガガガ・・!!!!!

ひたすら揺れた。
耐震工事で補強したばかりの赤レンガやまわりの校舎や樹木が一斉に揺れる。
駐車してある車もサスペンションが踊るくらいだ。
地面は立っているとグネグネとうねるような、何か滑るような気持ち悪い感覚。
今まで生きてきて味わったことが無い感覚だった。
とっさに阪神淡路大震災の時を思い出した。
あのときは中学か高校の頃、確か名古屋の実家で寝ていたら同じく長い揺れを感じたのだが、あれよりもひどい揺れだった。

その後も余震が頻繁に続き、ずっと揺れている感じだった。
アトリエに戻ると絵具棚がクラッシュして群青、緑青、辰砂などの絵具瓶が沢山割れて散乱していた。
部屋中何か粉っぽい。
「うわぁ・・。」
天然で高くて大事にしていた絵具ほど、絵具屋さんで入ってる試薬瓶といわれるガラス瓶に入れて高い位置に置いていたのが災いした。
バリバリに割れてまざりまくっている。
気分は最悪だ。

皮肉なことに安価だったり大量にある絵具は低い位置、プラスチックやマヨネーズ瓶とよばれるきゅっとしまる瓶に詰めていたものは全部無事だった。

仕方がないので目がすごく細かい粘土用のふるいにかけてガラスを除去することにしたが、中々取りづらくて大変だった。
すぐにプラスチックできゅっとしまるタイプの瓶にすべて入れ替えた。
掃除後に鼻をかむと、空気中に飛散した群青や緑青によって鼻の中がカラフルに彩られていた。
マスクをしていたが体に悪そうな感じ。

アトリエだったのでテレビが無い。
とりあえずは地震情報を収集せねばとネット経由、Ustreamなどで情報を収集することにした。
UstではNHKとTBSが緊急地震速報のために無料開放されて助かった。
普段は権利関係でうるさい業種だが、緊急時の為、テレビ局も一般の人が勝手にミラーを貼ってもスルーしていたのが印象的だった。
それほどやばい状況。
テレビじゃ延々と津波情報が流れていた。
ここで初めて震源地は東北沖だと分かる。

阪神の時もそうだったが、大震災の時は壊滅的な場所ほど情報が無い。
だからテレビで出ている場所はこれでもマシな場所だ、と直感的に思った。

ひどい状況だった。
地震には辛うじてもった建物も津波でいとも簡単にやられてしまう。
何度も襲う余震にビクビクしながらもUstに見入った。
あまりの酷さにめを覆うばかりだった。

実はネットじゃ11日の早い段階から福島原発がやばい、という話が持ちきりだった。
「メルトダウンが起きるから関東の人間は今すぐ西へ逃げろ!」
「政府やテレビは混乱を避ける為に情報を隠蔽しているから無視して遠くへ逃げろ!」
「逃げられない奴は今すぐ水タオルでマスクして屋内に退避しろ!」
そんなツイートがたくさん。
(Ustreamの右にはツイッターからつぶやく情報が垂れ流されている)
おいおい、インターネッツの中にゃ、どんだけ情報通がいるんだよ・・・。

なんとなくチェルノブイリを思い出し、半径300キロは確か避難区域だったよな・・・じゃあマジで危ないなら今すぐ名古屋に帰らねば・・?

そんな事を思いつつも、次の週には春の院展の締切りが控えていた。
避難するにも逃げられない。

むしろ都内じゃ電車が完全ストップして「帰宅難民」だなんて報道されている。
道路は1個の信号を進むのに1時間かかるくらい超絶渋滞が引き起こっているらしい。
バイクでも通れないくらいごった返しているそうだ。

うちは引っ越したばかりで日暮里舎人ライナーを使うのだが、ゆりかもめと同じく無人機で軽い地震でもすぐ停まる上、ほぼローカル線なのでニュースにもならないくらいだった。
つまり完全に陸の孤島状態。
今移動するのは名古屋に避難どころか自宅にすら帰れない、そんな状況。

とっさにこれ、スーパーとかの物資もトラックとか滞って飢えるな、と考えて、コンビニに飯を求めて買いに行った。
だが、既に色々と物資が無くなりつつあった。
俗にいう買い占め騒動だ。

わずかに残った食料やスナック菓子、飲み物を購入し、研究室に戻る。
芸大でも体育館を開放し、帰宅難民の人を泊める為の配慮がなされたようだ。

時を追うごとに被害が拡大していった。
とりわけ、まずはじっとしていればいいのか逃げたほうがいいのか、その点だけ注視して情報を探った。
テレビでは原発情報は本当に何も報道されていなかった。

その間、反原発団体のUstやサイトのURLがたくさん貼られていたのでかたっぱしから読みふけった。
今まで「絶対安全だ!」と言い聞かされていたので気にもとめていなかったが、今、本当にやばい、ということはわかった。(11日時点で)
結果的に今になって思い返すとメルトダウンの予兆や放射性物質の広範囲の飛散、ヨウ素・セシウム・プルトニウムの話はぴたりと合っていたわけだ。
本当にマスコミは肝心な事は何も報道しないんだなぁ、ということだけ印象に残った。


結局避難せずに春の院展を描き続けたわけだが、原発情報を聞けば聞くほど陰鬱になり、精神状況がおかしかった。
緊急時でも土地・仕事から離れられないとかどんだけ奴隷根性なんだよ、とか自分の性格を恨みつつ、ぶつぶつ言いながら描いていた。

やたら放射能に関してムダ知識が増えたわけだが、あまりに増えすぎてもう精神的にやばいなと感じたので、途中から情報収集をするのをやめた。
どうもテレビだけ見ていてもPTSDになることがあるらしい。

ふと関東の混乱の中に身を置きながら、冷静に東北での凄惨な被災者の状況をみると、急に我に帰った。
これじゃ俗に言う「エア被災者」と揶揄されても仕方がない。
そう思うとなんだか放射能も急にどうでもよくなって割り切ってここで生きてくしかないなぁ、と呆然と覚悟したのであった。
正直日本では報道されていないドイツの気象庁のサイトで見る限り、日本全土、どこに逃げても放射性物質は飛びまくっています。
もっと言うと北半球全部飛んでいるので「逃げる」という発想から「あきらめる」の発想へ切り替えたほうが幸せになれる。


23区内は計画停電は無い、というのは誤った情報で、足立区と荒川区、特に足立区は全域計画停電ということもあり、停電中は停電時間に睡眠時間などを合わせたりする必要があって頭がおかしくなりそうだった。
毎日停電予報があり、夜の18時から22時まで停電します、と言われても何をしろと・・?ということでランタンなど実家から物資を送ってもらったりした。

急激に品薄になったのはガソリン、電池、水、牛乳、卵、納豆、ヨーグルト系、レトルト系だろうか。

最近は次第に落ち着いたのでほっとしているが、夏になったらまた停電が来るのでなんとかしなければならない。

絵具クラッシュに始まり、原発欝、停電、引越しなどが重なり、絵を描くペースが無茶苦茶になってしまったが、最近はなんとか持ち越すように努力している。
締切りぎりぎり、、アウト?くらいで一部の方に若干ご迷惑をおかけしておりますが、なんとか平常運転に戻るよう努力しておりますのでご了承ください。

今年は大学の卒業式も入学式も各種式典もろもろ自粛や中止だが、じっとしていても何も始まらない。
生活を戻さないとなぁ。


ちなみに3月末で晴れて大学の教育研究助手の任期が満了となり、4月から同研究室で非常勤講師となりましたのでお知らせします。
あとは学内に新しく立ち上がったプロジェクト、総合芸術アーカイブセンターの特別研究員も兼任することになりました。

今年度は助手の任期も終わるし制作に集中しようか、と思って色々仕事を詰め込んでいたのですが、色々と大学の仕事が増えてきてしまってやばいなぁ・・・とも思ってたり。

まぁブツブツ言っていても仕方がないのでまずはやれるところからやろうと思っています。

ゲィーぢゅツしてますか?

2011-2-24
研究室のホームページがついに満を持してリヌーアルされた・・!
ピカピカつやつやの美しいHPが誕生だ。

Tら君の血と汗と夜な夜なgoogle先生との格闘の結果だ。
スバラスィ。
マウスオーバーでキラーンと光ったり、Javaスクリプトとか手打ちで仕上げたそうな。
一番の(かどうかは分からないが、)こだわりポイントは、黒は真っ黒ブラック100%じゃなく、グレーで抑えてあるという所だそうで、このあたりはさすが本職のプライドを感じる。

なるほど、文字にまろやかさが出てオサレ度がうp。
こういう細かいデザイン上の配慮ってのはやっぱちゃんと勉強した人じゃないと分からないコツみたいなもんで、感心する。

ちなみに宮廻先生の名刺の文字もグレー80%だかなんだかで印刷されているそうな。(先生談・・・確か・・。)



「デザイン」ていう学問は、ともすれば顧客ありきの商業主義的な感じにも取られがちだが、見方を変えれば人の感性を理系的に分析して科学する感じともいうべきか。
サイエンス好き・テクとかそういう響きが大好きな自分からしたらものすごい人類の英知が備わった科学的美術(?)な感じに捉えている。

過去の日本画の名作らも、図案的アプローチから描かれたものも多い。
琳派~光琳~型紙~だのというルーツも有名な話だ。
絵巻にしろ花にしろ、単純化(図案化)して粉本にして模写勉強したり。

何かと言うと、自分はそういうデザイン的な勉強を若い頃にすっとばして来たので、そういう知識の泉がある人が羨ましい。

若い頃は力技で脳内フィルター通して目から入ったものを手から出すだけ、みたいなのでも作品っぽい感じになっていたから良かったが、どうもこう年をとるとだめだね。
感性だの勢いだけじゃダメになってくる時がある。
そんなときに勉強型の人は強いんだろうなぁ。
まさにうさぎとカメ、ここにあり。

とはいえ、最後は勉強に勉強を重ねた上に感性ドカーン系がいいんだろうなぁ。

とりあえずまだまだ30代は我慢我慢の勉強期間になりそうだっていうことです。
早くしないとドーンと花火打ち上げる前に、被ったネコの皮(羊の皮?)が皮膚に張り付いて剥がれなくなりそうです。

はぁ、一体いつまで「お勉強」続ければいいのやら・・・。
早くしないとおじいちゃんになってしまう。


とはいえ御舟みたいに27~30前半くらいに世紀の大作描いちゃうような人もいるしなぁ。
早死したから天才?いや、やっぱ天才っていうのはいるんだろうねぇ。

さて、そんな天才肌は「科学」できるだろうか。
そう考えていくと図案も大事だが、そこに至る精神状況?生む精神っていうのを考えるとやっぱり単に図案化、デザインで科学というわけにはいかないようだ。

デザインが万人の感性を解読する学問だとすると、美術・芸術と呼ばれるものは言ってみたらキ●ガイを分析するようなもんだからなぁ。
似て非なるものか。

マクロの世界かミクロの世界か。
そう思うと今の自分の絵のスタイルはすごく中途半端だ。
公募展に擦り寄らせる(=審査員の過半数を取れるようなものを想定する)とか、そういうのはたしかに「デザイン」と分類されてしまっても仕方がない。(別にデザインや芸術が上とか下とかそういう意味ではなく、ものごとの差として)

かといって狂ったように自己満の創作をし出しても、気持ちがいいのか悪いのか、それすら忘れてしまった感じ。
そういう意味では「芸術」してないなぁ。

元々の趣味とか性格がどちらかというと、いわゆるエログロナンセンス系だったので、合いづらいのは仕方がない。
根っから素直で美しいもの大好き、おしゃれなもの大好きな人の方が創作時に違和感を感じず、精神的に安定して芸術家になれるんじゃないだろうか。


そんな感じで悩みながらも、淡々と「やる」一択しか残されていない現実に戻るのであった。

薬漬けの効果が無かった事が発覚。

2011-2-22
やっと風邪が治ってきた。
近年稀に見るひどい風邪だった・・。

入試中にもダウンしてしまわざるをえないくらいひどい風邪。

薬局で初めてジェネリック医薬品を処方してもらったんだが、今日になって衝撃の事実発覚。

3種類くらい、カンファタニン錠、ダーゼン、コバルノンカプセルという炎症を抑えたり、喉の粘膜を癒す薬とか胃腸薬とかもらったのだが・・。

その中のダーゼンという薬・・・。
これ、今日こんなニュースを見つけた・・・。


「40年売った薬、効果なし? 武田薬品が自主回収へ」


おいいいいいいいい
ナニコレ。
こういうことってあるんですね・・・。

効果がないものを40年間発売してきたってどういうことだ??w
しかも09年時点で年間売上67億円とか出してたとか・・・。
あ、売上の一部に貢献しちゃいましたね^^^

いつも1,2日程度寝たらすぐ風邪はスッキリ治ってたのに、なんか治りが遅いな、って思ってたが、こういうのも原因にあるのか・・。
もちろんいつもの風邪よりかなりこじらせてたっていうのもあるが、なんというか、玉突き事故が重なった感じ。

医者の処方箋でもらった薬のくせにやたらと効きが悪いな、、と体感でも感じていたが、、効かないとか聞いてないんですが・・。
いや、プラシーボ効果とかで治るレベルの炎症だったらいいんですがね。

今回のはプラシーボとか言ってらんないくらいひどい炎症だった、、そりゃ飲んでも飲んでも効かないわな。
治ったからネタとして見られるけど、今回は喉が悶絶する程すごく苦しかったので、病気中の時に見てたらブチ切れて「ダーゼン●ね!(^ω^#)ピキピキ」とか思わず書き込んじゃいたくなるレベルでしたよ、はい。

まぁ効果がないものを効果がないと言う武田薬品の勇気っていうのも評価したいところですがね。
40年も売り続けて、かなり売上もあったならばそりゃ言いづらいでしょうな。

こんな冗談みたいなホントの話、あるもんですね。


ちなみに同じ系統のロキ●ニンという薬もあるのですが、あれもインドのガンジス河に行ったときに全く効かなくて死にそうになった思い出が・・・。

ま・・まさかとは思うがこっちの薬もアレ・・あqswでfrgthyふじこlp;
さすがに体質によって効かなかっただけ、と思いたい・・。


そんなわけで只今ダーゼンを処方中の方がおられたら今すぐ窓から捨てちゃいましょう!! ゴミ箱へ捨てちゃいましょう。

絶妙なタイミングで風邪。

2011-2-13
超、風邪をひいた。

病院に行ったところ、幸いインフルエンザじゃなかったが、猛烈に喉が痛い。
熱もある。
色々重なって疲れMAX。

病状の峠は越したが、まだ入試も半ばだしもうちょいもってもらわねば。
医者に「即効性のある注射を打ってください」と懇願するも、却下された。
ポカリ飲めるなら飲んどいて、と。
なんという自然治癒式。

ドラッグ一発プシュウウウウっと治療される方が好みなんですがね。
まぁ抗生物質とか効きづらい体質なので、どちらにしても栄養剤くらいしか打ち込めないか。
いっそインフルエンザだったらタミフルなり新型パウダー式薬なりで即治療だったのかもしれないが、とりあえず寝る事が必要。

というわけで連日入試の試験監督後に寝こんでしまって、結局オペラの完成形を目にすることなく終わってしまった・・。
残念。



さて、話変わって只今研究室のPCをパワーアップ準備中。

平山郁夫記念赤十字構想室用のPCだが、現在あるWorkstationのXeonがまたさらに進化する予定。

あのPCは自分が博士1年の時に組んだマシンなので、なんだかんだでもう5、6年前のものになる。
ちょいちょいパーツを増強しながら現在はSSDにwin7 64bit OSを突っ込んで、メモリも最初の4GBに16GB追加して計20GBにはなっている。

今でも元気に動いてるしオペラの大仕掛のバカデカイ画像もサクサク動くスグレモノだが、次回のはとりあえず本体だけで100万かかった。

今回は以前利用した俺コン、じゃない、PC ZONEは去年末に倒産してしまったので、別会社で購入することにした。
以前PC ZONEでお世話になった人々は解雇されてしまったとのことで、なんとも物悲しいものだが、そんな関係で跡地に出資したドスパラさんを選ぶことにした。

正確にはドスパラ親会社のThrdWaveさんだ。
元々法人窓口しかないようなのだが、出来合いの自社組みワークステーションしか売っていなかったが、思いっきり無理を言ってパーツ購入をさせてもらった。
しかもパーツ単価でいくと価格.comとかよりもお安くしてモロタ。
ありがたいありがたい。

法人など公共性のある場所での購入は、本来ならば高額製品の購入だと他社と相見積を取らないといけない。
だが今回のTirdWwaveさんは相見積を取らないでも良いというくらいの値引き率で頑張って下さったので、義理には義理で返すしかあるまい。

次回も何か機会があったらお願いすることにしよう。

秋葉には全盛期に比べてPCパーツショップが減ったわけだが、それでもまだまだある。
ただ、基本現金決済が多いので、大学購入するには法人窓口がある場所しか選びようがない。

ここが意外とネックで、自由にとはいかない。

もちろんヨドバシとかビックとか大手で買うのも楽だし、大学会計お抱えの出入りの業者さんに頼むのもいいんだが、結構お高くつくのだ。(もちろん出入りの業者さんだと楽だとか、無理や融通効かせてくれるとか、故障のときのフットワークが軽いとか利点もあるのだが、いかんせん高い)

こんな景気だし、公共事業じゃぶじゃぶじゃないが、学校から購入するのに未だにじゃぶじゃぶ使えると思っている業者さんが、残念ながら多々ある。
じゃぶじゃぶお金を投入だけしておけばいい、なんていう時代じゃなくなっているということに気づくべき。
もちろん景気対策としてはデフレよりインフレにこしたことはない。
でも工業製品で同じ物、同じスペックのものが出入りの業者さんに任せっきりだと1,2~1,5倍とかの価格の見積もりとか平気であるのが実情だ。
庶民感覚バリバリの自分からすると、さすがにどん引きである。

自分は政治家ではないので公共料金や人件費カットじゃぁ~とか言う権限もないが、こういうところでなら経費削減にご協力できる。
というか自分自身が大学教員とはいえ期間工、契約社員のような身分な上、安月給ときたもんだから、こういう割引ナシの法人商売はもうなんかね。

だから今回のような自分で見積もりを依頼して、それに対してかなり安く頑張ってくれる業者さんは大好きなのです。


そんなこんなで公費購入機材だし、自分にはまったく徳することはないが、少しでも研究費やら大学の経費を削減するべく、わざわざ秋葉で安いのを購入しているのであった。

正直めんどくさいし、アレなわけだが、やはりスペック厨の自分からすると、同じ金を出すからには少しでも良いスペックのものが欲しい、というただその一点のみで、こんな面倒な秋葉パーツ購入をしている。

ある意味経験的な勉強にもなるし、まぁプラモデルみたいで楽しいっていうのもあるが、パーツ選定とか予算内でどれだけ振り分けするとか組み立ての労働時間とか、結構面倒ではある。


とりあえず今回のスペックは、

CPU:intel Xeon X5680 BOX(1366/3.33) 2個
メモリ:8GB(DDR3 10600 8GB ECC Reg)×6枚(48GB)(ワークステーション用のメモリなので同じギガ数でも規格が違うのでかなりお高い)
SSD:intel 160GB MLC(RAID 0でつっこむ予定)
グラボ:ELSA EQ5000-25GER(5000 2.5G GDR5)
ケースとマザボ:SUPERMICRO SYS-7046GT-TRF(4U)
OS:Windows7 Pro 64bit
ドライブ:Pioneer BDR-206JBK(ブルーレイ、、のコンテンツが未だに研究室に一切ないんですがね・・。いつかのために。)
おまけでUSB3.0のPCIボード
こんな仕様。(備忘録的に)
本当はメモリ96GBの世界へ行きたかったが、予算不足でry

よくこういう廃スペックなのをたかだか一研究室でいるの?とか聞かれることがありますが、ありますいります。
Photoshopでバカでかいデータの作業してたらよくわかりますよ、ええ。

まぁこれであと数年は持つでしょう。
本当は毎年新しいPCを買ったほうが効率的だという話もありますが、簡単にいうと買い増しをしょっちゅうするのはいいけどそれをセットアップする労力や定期的なメンテを考えると、どうしてもこういう個人じゃなく団体で所有するものだと最初から廃仕様にしておいたほうが楽だという結論なのです。

まぁ、、デルやHPとかでメンテを定期的に呼べる手間と財力があればそっちでもいいんですがね。
もしくは科研を大量にとるT大みたいにガシガシ機材を買える環境の人は苦労しないんだろうなぁ。
T大でとある科研をやっているという某氏曰く、「機材はナマモノ」だそうだ。
そこまでいけるくらいなら問題ないんだろうなぁ。


ところで本業絵描きの割に電脳系に首突っ込み過ぎ、と思ったアナタ。

イエイエ、来年度から芸大でデジタルアーカイブセンターなるものがありましてな・・・。
詳細はまたいつか。

自宅SOHO化への道。

2011-2-10
色々とこの時期は忙しい、が、さらに今年は色々と重なっていて色々と忘れそうになる。

以下ToDo。

・春の院展小下図研究会(杜の会)
・大学院入試(10日から)
・展覧会用の作品
・オペラ「遣唐使」黒子(ほくろじゃなくてくろこ)
・大学のNEW PC組み立て
・アトリエから家への引越し(自宅SOHO化計画、SOHOといっても米国のアート街の方じゃなく、こっちの方)
etc


思い出しただけでも嫌になってくる。

今日から修士課程と並行して博士課程の入試もあり、助手は絶賛下働きで日中フル稼働となる。
11日、12日とオペラの黒子などなどもあり、色々と雑用が立て込んでいる。


まぁでも春院小下図研究会も終わったのでかなり気楽にはなった。
喉元過ぎれば暑さ忘れる。
まさにそれ。

なにげに下図研究会ってのは結構ストレスではある。
うまいこといく場合もあれば、結構へこむような事を言われる時もある。

結構年配の方から若い人まで多々いるので絵の勉強になるのと同時に、
残る人、残らない人がおのずと分かれてくる。
ただ単に弱肉強食、だけじゃなく、運・鈍・根(田渕先生式)兼ね備えた人が生き残る。

あー、ただ入選だけしててもダメなんだろうなぁ。
おお怖っ。
このまま40、50、60、気づけば古稀です^^とかやってるんだろうか。
仮に続けられていたとしても、勝てば官軍、負ければ賊軍。
まぁ、純粋に「私ャ絵~さえ描ければイ~んでスッ」とか言ってらんない感じの昨今。
ただ単にだらだら描くだけじゃダメだろうなぁ。
困った。


それはさておき、家にホームサーバーを設置した。

4月からデジタルまわりの仕事が増えそうな上に、毎回家に帰るたびに2.5インチHDDを持ち歩くのはリスクが高い(衝撃とか)ので、なんとかしたいなと思っていた。
以前自宅に戻ったときに兄が実家にAcerあたりのwindows home server機を導入していたので、参考にした。
これで自宅SOHO化ができる。

同じものを導入するのも芸がないので、別の機種を選定していると、HP(ヒューレット・パッカード)のStorageWorks X510 Data Vaultとやらがよさげなので、早速注文。
世間のWHS機はほとんどATOMとか若干弱めのCPUのものが多いのだが、こいつは生意気にもPentiumが載っているので、電力多少多めだが精神衛生上は良い。

忙しくてずっと放置していたが、先ごろやっとこさ設置完了。
とりあえず全部HDDを2TBのものにとっかえるべく、秋葉で購入していたHDD2TB×4台をぶっこんでリカバリしてみた。

・・・が、問題発生。
この機種、なのかOSなのかはわからんが、HDDにかなり相性がある模様。
XP上からのフォーマットだとダメで、win7からフォーマットすれば良いとのことだったので、あらかじめ研究室のPCでフォーマットをしていたのだが、結論からするとうまくいかなかった。
回避方法として旧式のHDDにはジャンパピン7,8につっこめばいいということでもあったが、めんどくさいのでシステムをつっこむHDDには安全に新しい日立のものを準備したのだが、うまくいかず。(純正機はSeagateの7200回転1TBのもの)
またこの日立のHDDがガリガリとうるさい。



とりあえずうまくインスコできないのでググった。
とどうやらセッティングの際にX510側のランプが赤と青にピコピコ動いている際に正面からクリップ(事務用)の棒をつっこんで手早くスイッチを押さないといけない、というなんともアナログなセットが必要になってくるらしい。

3回くらい試して無理だったので、時間も勿体無いし面倒なので最初から入っていたHDDのOSを使うことにした^p^
(また今度時間があるときに再挑戦しよう・・・)

で、1TB1台、2TB3台の合計約7TBでセットしたわけだ。
今までテラボックスというUSB接続のものでバックアップをとっていたのだが、今度からはこいつがはたらしてくれる、と期待。

とりあえず、今価格.comで上位にある2TBのWD社の緑ラベルの物は地雷です^p^
3台買って1台速攻クラッシュした。
あー、安物買いの銭失い。
高くてもいいラインのを買うべきだね。
というか昔はWD社のHDDはすごく信頼性が高くて有名だったのに、一体どうしちゃったんだい?!(マスヲ風)
まぁ痛い思いしたので、しばらくはWD社のHDDは敬遠しちゃいそうだ。


とりあえずWHS機をさらりと使った感じでの印象としては、若干不満点がある。
・LAN経由で働くので回線が混んでると若干体感速度が遅い。(深夜は快適?)
・直接本体を動かすわけじゃなく、母艦PCから専用ソフトを立ち上げてリモートPCみたいに動かすので直感的ではない。(起動時にはLEDランプを頼りに見ないといけない等若干玄人向け)
・有線上からネットワークとしてファイルをつっこむにはそこそこ快適だが、オンライン経由で遠隔でファイル操作となると、ブラウザ上からいぢらないといけないのがやりづらい。(htmlのディレクトリをいぢる感じで毎回ダウソ・うpを繰り返す感じ、HPの場合はフラッシュで作られたような独自ソフトによって音楽などは独自ストリーミングみたいな感じで動作する。ファイル形式によっては再生不可っぽいのが玉に瑕だが、これ系統のGUIとかプログラムが改良されて軽く、ドラッグ&ドロップが可能になると素晴らしく進化する予感)
・現行WHS機は32bit動作で、古いwin server 2003あたりのOSをベースにしている為(一説によればそれ自体がビスタベースだとか)、なんとなくバグっぽい動作が目立つ。
これは次回WHSバージョンが64bit動作でwin server2008ベースに作られているらしいので、若干時期的にミスった可能性はある。OS単体で販売してくれたらいいのになぁ。(64bit動作してくれるCPUの制約があるが)

そんな感じで業務用に比べたら格安SOHO化にはまだまだ難アリな感じだった。
もうちょいクライアントというか、フリーウェアとかで直感的にファイルのやりとりができるツールができたら素敵になると思う。
アドオンでFTP鯖としてもできるっぽいから、ベアボーン供給している各社に頑張ってもらうか、どこかの賢い人がフリーウェア的に作ってはくれないだろうか。。

追々は自分のホームページも自鯖に置きたいなぁ。
多分今でもセッティング次第ではできなくはないのかもしれないが、、。

こういう不具合?というか使い勝手の悪さってWHS特有なのかねぇ。
家庭用OSじゃなく業務用のwindows serverOSもしくはリナックスとかの別OSなら上に書いたみたいなのがもっと快適になるのかなぁ。
ただ単にネットワークに置くNAS鯖とかなら余った古いPCとかにフリーのNAS用OS入れたらいけそうなんだけど、そこまでして古いPCこき使って、大事なデータを扱わせたくないしなぁ。(信頼性的に)


はぁ、電脳業界は奥が深い。

なんせ企業みたいに金がたんまりあって業者まかせ、っていうわけにはいかないので、足りない分の金は知恵を出して補うのであった。

縦に長い。

2011-2-2
ところでふと思ったが、ここの雑記ページ、かなり長くなってきたなぁ。

タイトルの上にマウスオーバーしたら内容展開するタイプのに実験的にしてみようかな。

張り替えるのめんどくさいが・・。



最近発見したのが、ここのFC2、夜に重いのは重いのだが、実はブラウザの影響がかなりあるっぽい。

OPERA(ブラウザの方)の設定をデフォでやってると、高速化の為に画像をキャッシュに溜め込んだりするんだけど、これがまたバグ多いヴァージョンと少ないヴァージョンがあるぽい。

現在のヴァージョンだと画像読み込みエンジンがいまいちっぽい。

まぁOPERAはマウスジェスチャーとクイックランチャー、キャッシュの膨大さ、閉じたページの復元とかを理由に使ってるけど、さすがにマイホームページの表示がバグるとなると話は別だ。

で、なんとなく物は試しにと、久々にGoogle Choromeにインスコしたら、これがすこぶる進化してた。

ベータとか出たての頃のクロームは軽い軽いと言われつつ、普通のブラウザに出来ることがバグったりとマジう●こだった。

開発元がUSなだけに日本語みたいな2バイト文字の対応が遅く、バグ持ちブラウザっていう印象しか無かったが、やはり伊達にグーグル先生を名乗ってはいない。

人知れず超進化を遂げていた。

機能拡張なる、火狐でいうアドオンみたいなのが中々いい。
これでマウスジェスチャーとクイックランチャーあたりは確保できる。
キャプチャーとかダウンロードツールもおk。

なによりAutoPagerizeという機能拡張がナイスすぎる。
クロームで下にページを送った際に次ページを自動感知してどんどん下へ下へと展開してくれるスグレモノ。
楽天とかのウィンドウショッピングみたいなのでいちいち次ページをクリックしないといけないところでも、下へ画面を送って行くだけでどんどん展開されていく爽快さは素晴らしい。

その他にもgoogle純正機能たちとの親和性が高いのがウリ。
mail、マップ、カレンダーとかなりの主要機能の表示の連携がうまくいってる。
中でも画像検索のスムーズさとかバグの多いカレンダーがバグらない、など、いいことづくしだ。

ただ、まったく不満が無いわけじゃないが。(マウスジェスチャーが全てのページに対応してない、APの対応も同様、OPERAで出来たポップアップの文字を選択できない、起動中exeがやたら出るのが精神衛生上悪い、など)

以前火狐に引越してしばらくしたら「飽きた」のでOPERAに出戻りしたけど、今回のクロームはブラウザを乗り換える程のメリットと勢いを感じた。


そんなわけで長年愛用していたOPERA教からChrome教に改宗したのであった。

追いコンぶ。

2011-2-1
恐ろしいことにもう2月になってしまった。
早杉。
ナンテコッタイ。


昨日の夜は大学の追いコン(修了生追い出しコンパ)があった。

修士の1年生が主催し、修了生や退官教員を追い出すという、この時期に大学などではよくあるコンパだ。

今年は教育研究助手の任期3年目が満了するので自分が追い出される側になる。
修士、博士、教員で3回目の追いコン出席で、もう慣れたものだ。

例によって退官教員が壇上に上がり、一言ずつ挨拶があったのだが、3回目の追いコンともなって慣れすぎていたせいか、頭がしゃっきりしない。
まったくもって何も考えずに挨拶マイクをもらい、しゃべり始めたはいいが、オペラストレスが開放されて気が抜けていたせいでかなり乙ってしまった。

やっぱり挨拶というのはある程度スジを作っておかないと失敗しますね。
途中から何を話してるんだか意味不明になってしまった。
こういう時はもっとみんなの為になるようないい話でも準備しておかないとなぁ。

小学生が学級会とか帰りの会でやるような「1分間スピーチ」をコケたような心境になった。
チーン。


ようは、人生楽ありゃ苦もあるよっていう水戸黄門な感じを言おうとしたんだがなぁ。

スイスイいかなくてもなかなかうまくいかなくても七転八倒、起きてまた頑張れば良いじゃない、っていう。
自分は特に優等生タイプではなく、どちらかというと昔から劣等生でハミダシ者でやってきた感がある。
よくもまぁこんな使いづらい人材を徴用してくれたうちの研究室の先生方には感謝していますよ、っていう話をしようと思ったが、ひょっとしたら嫌味っぽく聞こえるのかもしれないとふと思って急に方向転換したから話の流れがバラバラになってしまった。

スイスイヒャッホイな人生体験はないので苦労話や後ろ向きながら前進する話とかが挫折しがちな人向け?

そういうのを考えてると、やはり自分は大学院指導には向いていないかもしれないなぁ。
超絶エリートの気持ちは分からない。
逆に不安な人、挫折した人の事は良く分かる。

田渕先生にしろ、宮廻先生にしろ、苦労の多い先生につけたのは幸いだった。
パッと見、ただの成功者にしか見えない人も多いとは思うが、二人とも苦労が多い先生だと思う。
成功の影には努力と挫折と、色々あったんだろうなぁ。
痛みを知らないと強くならない、ということを勉強した大学生活だった。

大学っていうのはいちいちあれせいこれせいと教えない場所だ。
先生の背中を見て学ぶ、っていうのが本来の正しい教育方法だと思う。

それが実践できるのがここナンデース、そんな感じの話がしたかったんだが、3分の1も意図しない内容だったな。

まぁいいや。

しかし企画してくれてた修士1年生、オペラの作業の合間に準備をしてくれていたのだが、忙しい中よく頑張って出来たなぁ、と思った。
おつかれさん。

某有名SFネコ型の青いアイツのコスプレ司会で体を張ったりする姿や、裏方で幕を運んで準備する姿、受付やちょいちょい事前作業をしていた姿を見てると、学生ってスバラシイなぁ、とか思ったりしたもんだ。
映像も凝っておりクオリティも上々、ビンゴ大会の景品に先生のカンパをお願いするっていうのは中々グッドアイデアだと思った。
会費節約にもなるしゴージャスになるしね。
発案者GJ。


会が終わり、最後に記念撮影。
あー、終わった終わった、これで一区切りだなぁ。

来年度は研究室の体制も変わるし、これから赤レンガはどうなっていくのかが楽しみですね。

とりあえず、さして大きな問題も起こさず無事研究室の采配をしてきたKAリマタ先生、お疲れ様。
3年前当初は助手には男ばかりで男臭く、部活みたいな感じの研究室でスタート。
そこの部長がカリマTA先生、部員AにN木くん、Bにワタクシ、部活OBにU先生、みたいな構成。

おわりの挨拶でもN木君が話してたが、軌道にのるまで色々と衝突しながらもなんとかまわってきた感じですなぁ。

総評として、歴代研究室のカタチとしては、わりとうまくいったケースだったと思う。
いやぁ、みんながんばったねぇ。


そんな感じで、来年度リヌーアルオープンにゃ若干の不安もありつつも、まぁ何だかんだで回っていくんだろうなぁ、と思うのであった。

峠を超えたようです?

2011-1-30
オペラ「遣唐使」のラストの大仕掛が先ほど完成した。
ネタバレになるので詳しくは書けないが、平山先生追悼記念、、ということでお察し頂ければ。

特許製法「戯作画」を応用しつつ、むちゃくちゃデカイ作品が仕上がった。
パッと見、本画と変わらない。
まさに作品だ。

・・・っていうとそれだけでネタバry
本番の第4幕以降でお楽しみください。


これが無事完成したのはうちの研究室の修士の1年生の素晴らしい活躍によるものだ。
みんな本当によく働いてくれて、素晴らしいチームワークを見た。
お疲れ様。


こういう大仕事は一人だと絶対にできないが、チームプレイによって2倍、3倍の仕事が出来る。
彼らには冗談半分で、「これはうちの研究室の芸祭みこしみたいなもんだ!」とは言ったものの、そんな感じ。

うちの研究室は大学院からの独立専攻なので、伝統的に(?)学部主体の芸祭には参加していない。
もちろん、学部から進学した学生は元の専攻でお手伝いをしたりする人もいるが、基本的にまわりが祭りムードでも赤レンガ内はモゾモゾと模写モード。
みこしとか模擬店や楽しげな音楽に交わることもなく、ひたすらモシャモシャする体質ではある。

なのでこういうチームプレイは正直できる学年とできづらい学年があったりするのだが、さすがに修理の授業で鍛えられているせいか、実に統率のとれたチームプレイを発揮する。

よくよく考えてみたら、文化財保存学の学生自体、みんな真面目な人が多いので、卒展警備の当番や搬入搬出など設営での集合に人が足りない、ということがあまりない。
大きな声では言えないが、よそさまの専攻では当番にすら学生さんが集まらない、号令がきかないということもしばしば聞く。


とまぁさておき、なんとかうちの研究室側は完成にこぎつけたのでほっと一安心、、。
あとは映像担当のメディア映像のチームの動画の完成を待つばかりだ。

今回、宮廻先生は舞台美術監督、という立場で、映像の実作業は芸大のメディア映像の人にお任せしている。
桐山先生は本当に人柄が良い。
頭も良い上に、誰よりも低姿勢なのでこちらが困ってしまうほどだ。
映像チームには卒業生や大学院生の方々も出向してきている。

音楽の先生、大学院生らを交えて専攻をまたいだ大掛かりなオペラとなる。

まぁ、本番裏方指名を受けたので、正面からは見られないんですけどね^p^
本番は研究室のみんなは正面から椅子に座ってゆったり見られていいよなぁギギギギギギ・・

なにより問題は、オペラ当日、日中は入試真っ最中なのがアレだ。

朝一から試験業務でクタクタになったあとで夜にオペラ裏方(黒子になるかも・・)をやらないといけないやらせて頂けるなんてうれしくてなみだがががががアハハハハhバババ


思い返せば博士1年で手伝ったオペラ、オルフェウスからして似たようなノリだったなぁ。
こういうボランティアも、あとから思い返せばいい思い出・・・。

今回は実際体を動かすというより先方との連絡の中継、金まわりの関係、打ち合わせ、メールのやりとり、統括、みたいないわゆる中間管理職的な事が多々あった。
今までのオペラとは違って、ただ体だけ動かしてればいいっていう感じではなく、変な汗とか変なストレスとか変なプレッシャーがある上に時間的拘束も多く、「こ、、これはボランティアの域を越えているッ・・・Д`;」とか、内心愚痴りたくなるような結構辛い事も多かった。

特に某所の方とのトラブルではほんと、「ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙ア゙」という感じで、まじ●ねる。
中間管理職の方がよく始発の電車で・・・なんていうのはなるほど!という感じだった。

父が「義理堅過ぎると早死するぞ」といっていたのがよくわかる。

そんな感じで最近は色々なことを考えすぎずに適当に忘れるようにしている。

スキル:物忘れ を習得した!
長生きの秘訣は「適当」ってことなんですね。


おっと、いかんいかん、せっかく修士1年生の活躍に感服して、その記録をしておこうと思ったのに最後はついついぼやきモードになってしまった・・。

まぁこういうボランティアも、無駄にならずにまわりまわって自分の何か栄養になる、んだと信じたい。
世の中1+1は2なだけじゃないもんね。


・・・そんなこんなで、よく考えたら修士2年生が修了展を現在絶賛開催中だったのをすっかり忘れてしまう感じだった。
只今芸大陳列館1Fにて文化財保存学の修士修了展が開催中ですYO。
今年の2年生も、どれも甲乙付けがたい素晴らしい作品が目白押しなので、興味がある方は是非会期中にどうぞ!・・・ってもう土日終わってしまったがな・・。


まぁ、人様の心配はそれくらいにして、ぼちぼち自分の仕事に戻らないといけない。
来週春院の下図研究会ぢゃね・・・?
ヤヴァイヨ~。
でもオペラ一段落だしやっとこさ精神的にリラックスして集中できるな。
来週は来週で映像リハとか追いコンとか色々とあるから、大学終わっても完全フリーというわけにはいかないが、精神的にはかなりリラックス。

描くネタはこないだ行ったベトナムからやろうとは思っていたが、肝心の絵が・・。
候補は5,6個あるんだが、どれ描こう・・。
まぁ、春院にしなくてもネタ増えたからいいか。。


さて、膠とけてきた、ヌリヌリするかぁ。

日本はシエスタを導入するべき。

2011-1-18
先日、絵以外の仕事できつくても言い訳にしないと抱負を書いたがさっそく抱負瓦解。


オペラ「遣唐使」の準備やら事務仕事やらが休日にはまりこんで色々溜まってきた。
まぁ、大学での勤務の休日=絵の活動期なので、一概に休日といってもある意味裏労働2毛作。
休日は大事な制作期間でもある。

がしかし、そこにきてオペラである。
学生時代はただ単に舞台美術の大道具を作るだけだったが、やはり助手になると発注伝票書類の事務仕事、関係者とのメールでの伝達、制作方針の計画、プレゼン、、とかなんというか、まじでボランティアの域を超えてしまっている気がする。

ふぅ・・。

まぁ、宮廻先生の一大イベントなので、NOという選択肢は無いわけだが、義理で動く自分でもさすがにボランティア精神が疲弊してきた・・。
いやいや、だがしかし、平山郁夫先生追悼記念オペラなだけに、研究室創設から院展立役者という意味でも、やはりまわりまわってお世話になったわけだし義理の精神でやりとげねば・・。

明日から1週間が本番だ・・。
下図データは準備した、、紙も届いた、絵具も膠も準備した・・。
1年生も確保した・・・。
遅くとも1週間で仕上げまでいかないといけない・・間に合うのか?
サイズが約7×7mとかマジパネェっす。

と、いうかそれ以前に今週は修士2年生の修了発表会だ。
つまり、修了できるかどうかが決まったり、買い上げだの成績がついたりするいわば学年行事でも中々の一大イベントなのだ。
で、大学業務でワタクシは便宜的に修士・修了展担当ということになっているのでその関係のメールとか書類とか学生のお知らせとかスケジュール管理とか・・・。

ふぅ・・。

さらに来週は修了展の設営準備とかもあるのか・・。
再来週は修了展が始まる、と。

で、そこにオペラの舞台美術制作に設営、会場でのテスト、、。

その後に春院の下図研究会、、その日夕方にもオペラテスト。。

すぐに大学院修士博士入学試験が始まり・・・。
その真っ只中にオペラ本番がやってくる、と・・。

頭の中の予定表がずれたら結構やばいんじゃないか?
と、ビクビクしつつ。

・・ちょ、わりと冷静にみたら無理ゲーぢゃね?
ってか絵を描く時間いつ作るんだ・・?

・・ふと
「私はいつ絵を描いたらいいんだろう?」
という宮廻先生の口癖を思い出した。

そうだな、、上には上がいる、もっと忙しくてもモリモリ仕事してる人もいるっていうのを考えたらまだまだ甘えなんだろうなぁ。。


そう思うと、こうしちゃおれまいと眠い眼をペチペチとしばきつつ絵をカキカキ進めるのであった。
来週火曜に締切りがあるが、、、まぁ一寝入りして深夜便で仕事すればなんとかいけるんぢゃね?
そう楽観的に思うことにした。


以前、タモリの仕事論としてネットで拾った言葉がある。
「自分の中で『これくらいの力がついたらこれくらいの仕事をしよう』と思ってもその仕事は来ない。必ず実力よりも高めの仕事が来る。それはチャンスだから、絶対怯んじゃだめ」
だそうだ。
中々いいことを言うなぁと思った。

余裕でふんぞり返るような感じのノリじゃダメなんだろうなぁ。
みんなえらいなぁ。



と、思いつつもやっぱり内心あー、楽したい、だらけたい、眠りたい、と自堕落満載の煩悩平常運転なのであった。

日本人ハタラキスギネー。
シエスタか昼寝制度を導入してほしい。

まぁ、今深夜の3時ですけどね。
27時・・。

外国人から言わせたら、25時とか26時っていう表現は日本独特の表現で、マジキチ扱いだそうな。
たしかに寝るまでが今日1日だとか、奴隷大国日本、マジキチとしか言いようがない。

まぁ、自分もそんなドM仕事人が心地良いっていう日本人DNAが疼くのがなんとも情けない。


たくさん働いて、たくさんお金もらって、たくさん名誉があっても、死んだら終わりだしなぁ。
エジプトのファラオだって死んだらただの人、墓場までは黄金のマスクも権力も持っていけなかったわけだしなぁ。

そう思うと、毎日ゆっくりゆとり生活するスローライフな生き方っていうのが最も楽で幸せ度が高いのかもしれない。


そんなわけだからとりあえずはシエスタでも導入しませんか?
研究室は10時から14時くらいまでお休み、みたいな・・・。
仕事は16時で切り上げ、ゆるゆる生活。


そんなことで、最近多忙だったのでホームページ放置しがちなのだが、なんとなく忙しいからこそ駄文を生成するべきッーとか思って近況を入力してみた。


そうそう、こないだ面白いニュースがあった。

読売新聞試験前「間違えそうだ」と書くと…成績アップ!
試験の直前、不安な気持ちを書き留めるだけで、重圧に負けず本来の実力が発揮できるそうな。

んなバカな、、と思ったのは私だけではあるまい。
最近流行りのエセ科学みたいなもんかねぇ?
でも米シカゴ大学のチームが言ってるみたいだし、それなりに効果はあるんかなぁ。

で、最後の文章の、
>研究チームは「試験前の作文には、過去のつらい体験を文章にして心の傷をいやす心理療法と似た効果がある」と推測している。

これを読んでああ、なるほどな、と思った。
そう、この研究はまさにこの雑記の原動力の証明みたいなものだと確信した。

なんでわざわざ自HPで自分の価値が落ちるような、こんな書けば書くほど損する自虐ネタばかりの文章を書き連ねているのか自分でもちょっと謎だったが、まさにこういうことだったのだ。

そう、「心の傷をいやす心理療法」だったのだな。

いやぁ、普段から疲れやストレスが溜まりやすいし、日々癒しを求めている自分だが、そんな自分だからこそ、こういう異色の癒しプレイをしてたんですよHAHAHA

・・まぁ完全にあとづけの理由なんですがね。

ふぅ、スッキリしたからとりあえず絵に戻ろう。
くしゃみやばい風邪ひきそう。



そんなわけで日々癒しを求めて彷徨っているアナタ、ご自身の自虐雑記マジオススメですヨ。
さぁみんなでLet's癒しの世界へドゾー。

抱負。

2011-1-11
今年の抱負。

せっかく年越ししたが、初詣やらおみくじのひとつもなく、年越ししたという感じがしていないので、今年の抱負でも・・・。


1・絵以外の仕事できつくても言い訳にしない。
最近は宮廻先生が舞台美術監督をやっているオペラ「遣唐使」の下働き(ボランティア)が積もってきている。
積もり積もると アッー!となりがちだが、そういう事務的仕事があるからといって絵がデキマセンとかいうのは避けるようにする。
去年末に田渕先生の奥様が、「忙しいっていうのを言い訳にしちゃダメよ、昔は(田渕先生は)忙しくてもそんなの気にならないくらい一生懸命やっていた」と言っていて、とても感銘を受けたのがきっかけだ。
さすがに陰ながら田渕先生を支えてこられた奥様なだけはあります。
というわけで今年は雑用が多々あっても(なるべく)言い訳にしないようにする・・・。


2・ネガりすぎない。
元々ネガティブ属性なので口を開けば愚痴っぽい。
ネガティブ思考っていうのは、良く言えば「このままじゃだめだ」という、ある意味現状に満足せず向上心をあり続けるという、ストイックさ・・・だと思っていたが、さすがに最近は積もり積もって本格的に気分が萎えてくることがある。
まぁネガるのも程々に・・・。
苦手だが、たまにはポジろうかな・・・。


3・鈍感力を強化する。
神経質、特に人間関係でキリキリと考え込むことが多い。
父曰く、「義理堅い人間は早死する。お前は義理固いから程々にしないと早死するぞ。」と言われた。
そうだな、人情は薄いが義理だけでやってきたような人生、まさに属性「犬」ってレベルだが、そのあたりをもうちょい緩和して「不義理」を覚えないとなぁ。
人間関係で心労がたたって倒れる、とかは無いようにうまく心のコントロールをしないとなぁ。


主だったものはこれくらいかな?
あとはまぁ、毎年同じだけど、自分で納得できるようないい絵を描きたいなぁ、くらいかな?
まだまだ脳みそが眠っている感じなので、もうちょっと目が覚めたような感じで仕事がしたい。


あとは、ホームページを改良したい。
ひとつきふたつきしたらデザインとか余裕で飽きるよねぇ・・。
慢性的なコンテンツ不足。
コンテンツというか情報が少ないよねぇ。
サイトとしてはニュースサイトみてるほうが楽しいし、デザインもギラッといいわけじゃないし、なんとも微妙な・・・。

おっと、さっそく無駄にネガりそうになった。
いかんいかん。


そんな感じの今年の幕開けであった。

('q`)あけおヌ。

2011-1-6
気づくと2010年が終わってしまった。
ヤレヤレ。

年末に父・兄と3人でベトナム取材旅行へ行ってきた。
毎度変わらずの無計画旅行。
出発前日に実家に帰るまでハノイに行くと聞かされていて、若干防寒装備だったのだが、気づけばホーチミン行くとか言っている。
ホテルも初日の所しか取っておらず、2日目以降は未定・・。

前日に行く先を決めるとかアレですね。
もう慣れたけど。

北西部の山間にある棚田が有名なサパに行ってみたかったが、かなり過酷っぽいので今回はパス。

とりあえず中間地点のフエとかハノイ東のハロン湾に何かがありそうだというノリで旅が始まる。
結局1週間程度滞在予定のうち、ホーチミン空港に到着してからプランを練るとかいうくらい適当なノリだ。

名古屋→ホーチミン→フエ→ホイアン→ハノイ→ハロン湾→ハノイ→ホーチミン→帰国
という流れになった。
移動が多いと疲れがたまるが、まぁ仕方がない。

要所要所で英語の出来る兄が交渉役をやる。
ネットで翌日からのホテルをbooking.comというサイトで予約。
思ってたより簡単にホテルって予約出来るんですね。

とりあえずベトナムはバイクだらけの街だ。
どこをいってもバイクバイクバイク。
バイクが体の一部と化している。
バイク上で絶妙なバランスで居眠りする人や、長い黒髪のポニーテールをする女性の髪をくずさないように加工されたヘルメット(これはモノを見てみないと分かりづらい)、ストライプの厚手の排ガス避けマスクなど、中々文化の違いを感じる。
スクーターとカブの間の子みたいなタイホンダ製のものが大半だと思われるが、よくみていると50年くらい前なんじゃないか?というくらいの旧車の初期カブが元気に走ってたり、日本車の丈夫さを感じさせる。
さすがにネイキッドとかレーサーレプリカみたいな日本人が好きそうなものはまずない。

そして、横断歩道が恐ろしい。
基本信号が無い上に、数少ない信号があっても赤でも青でも車が大河の流れの如く押し寄せてくる。
歩行者は手をヒラヒラさせながらゆーっくり車の中をぶったぎっていくしかない。
たまに事故ってるところがあるからやっぱり事故ゼロっていうわけにはいかなさそうだ。
今思い返せばよく無事に帰ってこれたな。

ハロン湾では道中妙な現地人のツーリストに詐欺られそうになり、若者数人に囲まれつつキナ臭いムードで警察沙汰になりかけたりしつつ、なんとか無事帰国。

そこそこ個展に使えそうなネタを収集できた。
問題はあとは父とネタが被らないようにしなければ。
これが中々難しい。

当たり前だが同じ場所を取材していると被ることが出てくる。
だが父の方がベテランなので、仮に同じシーンを描いたとしても、残念ながらそうそう太刀打ちができない。
とりあえずはなるべくネタが被らないようにと考えるのだが、父はこれまた経験値の差と天性の勘が優れているのでかなりの強敵だ。
伊達に長年絵描きやっていないなぁ、と感じる。
小作農はコンバインの脇でそそくさとカマで稲刈りするしかないのが現状だが、先に稲穂を収穫しようにも、大きなコンバインパワーに巻き込まれてしまうところが情けない。
ヤレヤレ。

まぁでも日本画じゃ富士山やら牡丹やらと、よくある題材が多々あるように、いちいち気にしていたらやっていられない。
・・・というふうに思い込むことで、だましだまし取材を進めることにする。

まだまだ修行途中の身なので、大鉈に竹刀で立ち向かおうとしても㍉だ。
ぼつぼつと独自の世界観を作ってやるしかあるまい。
50歳くらいにはマイワールドが築けているだろうかねぇ。
そもそも50,60ヒヨッコなんていう旧態然とした日本画、いや日本国自体がこのまま平和なまま残っているのだろうか・・?

とかくだらないことを考えているうちに帰国の途に就く。
ところが31日、日本中で大雪、セントレア発の帰国用のヴェトナムエアラインがディレートしとるがね、いかんがね@名古屋弁

ホーチミン空港で超退屈な時間潰ししつつ、現地時間の深夜2時か3時に出発、無事日本に到着。
Tシャツハーフパンツの生活から急にダウン厚着でガクガク生活とかもうね。
とりあえず帰国前後にお腹が壊れたのを記しておく。
ありゃ腹壊すわな。


そんなこんなで旅行中も年末年始もグツグツと考えながら年を越す。

そこで、実家に戻ると衝撃の事実が発覚する。
どうやら叔母が「松村公太」となんとなくググってこの雑記を読んだらしい。
「広島に行くの行くっていう字が逝くになってたよ!」
と、誤字を怒られたw
さすが、某大学で先生をしているだけはある。
「ネタにマジレスをしてはいけないッー!」
と、ひそかに思ったが、細かく説明するとドツボにはまりそうだったので控えた。
分かりづらい文章だから致し方あるまい。

そこまではいいが、さらに叔母経由で母親も雑記を見てしまったとかなんとか・・・。
これは迂闊な事が書けないぞ。
自由奔放カオスで百害あって一利ないのがウリなのだが。

ほほう、と感心したのは、叔母曰く、内容は愚痴ばかりだが、なんとなく読んでいると公太くんっぽいね、と言っていたことだ。
そう、やはりこの文章は中の人の体を表すのだな、となんとなく思った。

そして綺麗事だけでオブラートに包んで自作自演な広告HPを作るのはやっぱりだるいので、まぁこんなもんだろう、と思いつつ、似たような文章を書いてしまった。


閑話休題


新居に帰って来ると、年賀状やら色々溜まっていた。
引越ししたから転送届出してたんだけど、やっぱり上野桜木行きのお年賀が多い。
変な時期に引っ越すと大変なことになるなぁ。

旅行直前に量産して送った年賀状の数枚が帰ってきてしまっていた。
あのときの物悲しさといったらない。
せっかく頑張って急いで作ったというのに戻ってくるとは・・・。
まぁ、住所不定な人はうち以外にも多々いるっていうことで。

そんなわけで年賀状をうちに送ったけど届いてねぇYO!バーロー
という方がおられても、それは故意ではないかもしれませんのであしからず・・。
とりあえずこのHP更新したら年賀状の整理整頓から始めることにしよう。


で、エアコンが装備され、リニュウアルされた新居を堪能する。
はやいとこ大学の研究室のアトリエを引き払って新居に引きこもる巣作りをせねば。
引越しめんどくさいなぁ。
引越し業者はさすがに今だと混むだろうし。
自前でレンタカーが無難だろう。
2㌧ロングはやりすぎっぽいから2㌧かワンボックスカーのレンタカーでもしてサクっと引っ越すかなぁ。

ああ、めんどくさやめんどくさや。

('A`)エラーェ。

2010-12-13
fan error再び('A`)・・・。

やれやれ、、X61ってばやたらCPUファンがフォンフォンうるさいし、さすがにcore2duo(T9300 2.50GHz)だと熱持つなぁとは思ってたけど、せっかくパーツ交換までしたのにまだエラー出るとな。

5千円と手間を考えたら、もういっそサクっと新型のPCを買うべきか・・。
ThinkPad X200sの画面が1400x900?らへんだったような気がするけど、あまり実機置いてある店ないんだよねぇ。
視野角が狭いというカキコが。
実機で見たいなぁ。

ってかあえてつるつるディスプレイのみの為にMacBookAirに嫌がらせのようなwinデュアルブート、、というかシングルでブートできないものか。
毎度思うが、マックっていつもCPUとかスペック見ると、枯れた技術(1,2世代前のスペック)で最新機種とか出してくるから、家電マニアの自分としてはなんとなく納得がいかないのだな。
見た目がオサレなのは認めるが、PCのスペックも十分な萌え要素なのでなんというか、ものたりない。
でもマックにウィン入れて・・ってほど、そこまでお金さいてまでマックの箱に入れたいというわけでもなく・・・。

てかThinkPadのちっさいモデルでつやつや美しい画面の出してくれい、というだけだが。


・・・あれ?
なんか同じネタで前回の雑記と重複してる希ガス。
まあいっか。


とりあえず地味に引越し中。
新居じゃ光1G回線で快適ネット生活が待っている・・・!はず。
Wimaxでいこうと思ってたけど、総合的に見てちょい使いづらいんだよねぇ。
デバイス毎で契約しないといけないくさいし、ノート1台で契約すると、テザリングでもしないと駄目ぽい。
モバイルルータでもいいけど、NECの赤い8時間持つというアレ、電波悪そうで。。(あくまで主観、妄想です)

光もNTTやらいろいろ回線会社があるが、NTTはやめてKDDI回線にした。
ADSL暮らし時代にNTT東のFLETS光の営業売り込み電話がしつこすぎてなぁ。
かけないでください、必要なときはこちらからお願いします、って何度も何度も言ってるのに売り込み電話をしつこくかけてきまくったので嫌になった。
ゴリ押しされると萎える。
てか回線契約名簿を流用スンナ。

とまぁ、KDDIの1G回線も、あくまで最大1GB/sec?なだけで、実測でせいぜい何十メガバイト程度なんだろうなぁ。
まずPC側のLANポートをギガビットランとかに対応させにゃ、、。
一応マザボが対応してるみたいだけど、絶対これチップセットでボトルネックというか、有線で使ってもロスありまくりそう。

まぁそんなに高速通信したって特にやることないけど、画面の読み込みがキビキビ出てくれるというのと、あくまでスペック厨なので、これでいいのだよ。


どうでもいいが省エネエコポイント駆け込み需要の関係でエアコン馬鹿売れしまくりで、今在庫がないとかなんとか。
エアコン買ったのにまだ届かない。
死ぬ。

ところで貧乏学生時代にやっていたテクなのだが、布団乾燥機マジお勧め。
一緒に布団に入るとこたつよりなにより最強な暖がとれる。
まぁ寝る前限定だけど、エアコンなくて死ねる人はお勧め。
雪国でも生きていける仕様。
(やりすぎ注意。正統派な使い方じゃないので、あくまで自己責任でドゾ)

ウホッ、PCぶっこわれるの巻。

2010-12-10
随分と雑記をご無沙汰なもので。

色々とつぶやくネタがあったんだが、なんせHPのデータ入れてるノートPCがぶっこわれていたのだった。

先日、つや消しブラックボディで愛用のThinkPad X61の内蔵ファンが逝った。
つけてもつけても耳につく嫌なビープ音と共にシャットダウン。
画面にはFan Error。
突然死だったので細かいバックアップは無し。

HP関係のデータってなにげにノートにいれっぱなしでバックアップとってなかった。
とりあえず載せ替えてたSSDを引っこ抜いて新しいPCにでも移植すればいいけど、なんせお金が勿体無いのでなんとか蘇生したい、と考えた。

Fan Error、X61とかそのへんでググってみると、結構おられる様子。
早速IBM・・・いや、Lenovoに買収されたんだよな、、
サポセンに電話してファンのパーツを部品注文。
5000円、高い。
まぁ、レアメタル供給不足で銅も少ないし仕方がないんだろう。
新品買い直すより安いからいいか、と、早速通販。

そしてつい先ごろ、バラバラに解体されたX61のCPUとグラボか何かのヒートシンク兼排気ファンを換装したところ、無事生き返ったのだった。
デスクトップは何度もバラしたり組んだりしているが、さすがにノートは慣れない。
粘着テープでケーブル固定されてたり、ビスがちっさくて無くしそうだったり、トルクかかりすぎてナメらないように気をつけたり、画面傷つけないように養生したりと若干めんどくさい。

そんなこんなでおかえりX61、思わずThinkPadのX201sをポチりそうになったが、まぁいい。
最近のラップトップってアレなんだよね、ワイド画面ばかりで昔のインチ感覚で買っても画面ちっさ!って思うしなぁ。
なにげにこの4:3画角が好きだから、いまどきの風潮はゆるせん・・!

、、とかいいながらデスクトップはワイド以外無理ですがね。
24インチワイドくらいが丁度いい。


最近はMさこ先生のMacBookProを整備することが多く、超絶アンチマカーだったのにマックに詳しくなってしまった。。
MYさこ先生、KTだ先生、Tらくん、Nきくんと、研究室でもマカーが続々増えてきたのでドザーとしては肩身が狭くなってきた。

たしかにマックの画面つやつやプルプルなのには惹かれる。
ThinkPadのこの色気の無いこと無いこと。

最近はレノボ独自のEdgeシリーズとかも出てきて、若干はデザイン的なものも出てきたが、何か根本的にデザインで負けてるようなきがしてぐぐぐぐやぢい・・!
べ、べつにマックなんてうらやましくないんだからねっ・・!


まぁ、さておき、とりあえずノートが逝っていた間、リプル展やらボロアパートからの引越しやらが行われていたわけだが。

さようなら上野桜木。
7年半も下宿させてくれてありがとう。

広島探訪2日目。

2010-11-24
広島2日目は朝一で起きて、片道1時間の厳島神社へ取材・・・とか思いつつも、結局疲れで起きれず、予定していた時刻までグウグウと寝てしまう。

ナンテコッタイ。

おかげさまでスッキリ目覚めました。


会場へ行き、しばらくじっとしていると、長身で若い男性がそそくさと会場へ入り、自分の絵の前で立ち止まる。

行ったり来たり、、。
おや、、?
これは、、ひょっとして?

「あの~、すみません、ひょっとして、juntさんですか?」
「あ、はい、どうもはじめまして^^」

おお!そう、初日の夜に広島在住だということで、急遽思い立ってご案内を差し上げたjuntさんがわざわざ会場へ来て下さった。
数少ない、広島在住の知人である。


実は、随分昔から面識はあったのだが、実際にお会いしたことはなく、その日が初めて対面した瞬間であった。

juntさんはcool系おしゃれガイ、長身でウェブデザイナーということで、リア充イケメン臭を漂わせながらも、実はなんとなく想像していた姿と近かった。


・・・なんて書くと意味不明だが、事の顛末は数年前、まだ学生時代だった頃のある時ハマっていた、とある趣味の仲間で、ネットの中でのみの知人、ヴァーチャル世界での知人ということになる。
なので、juntさんというのは本名ではなく、芸名のようなネット内の通名、いわゆるハンドルネームということになる。

マトリックスな世界ですなぁ。


その趣味、実はN木君とも共通の趣味で共通の世界の住人だったので、少し紹介してみた。
当時の電脳世界じゃ直接の知人ではなかったが、共通の知人の話で若干盛り上がりつつ、当時を懐かしんだ。

「職は賊でした、職名は?ああ~、うちは百鬼にいて・・」とか「プレジなんていましたね~、あれは絶対中の人3人以上でやってるよね?w」

みたいな、ハタからすると難解で意味不明な内容の会話を少々。
だがそれがいい。

というか、リアルでN木君も含め、こんな感じで話するのってなにげに初めてジャマイカ?
貴重な体験と貴重な出会いであった。


帰りがけにjuntさんから手土産に広島名物のにしき堂生もみじまんじうまで頂いてしまった。
生もみじウマァ。


結論:ネットの中にリアルあり、回線のむこうに生身の人間

最近じゃTwitterとかでも精巧なBOTがいて、人間みたいにリアルな反応するプログラムがいたりもするし、某掲示板などじゃIPだけで本名晒されてないからということで好き勝手攻撃的に入力しがちだが、入力している人も、読んでる人も、実は生身の人間なんだよね。
当たり前だけど実感がないからついつい、忘れがちだ。


この雑記のむこうにも、どこかの誰か、今日もまたひとり、見てるんだろうかね。。

広島探訪1日目。

2010-11-23
この土日、逝ってきました五線譜の詩 in 広島。

朝一から新幹線で遠路遥々西日本。
今回で2回目の広島。

秋晴れの中、さわやかな空が広がる。
到着直後、タクシーで駅から約15分、広島市立大学へ。
芸術学部ビル内で学生たちによる平家納経の模写展を見てきた。

今回はじめての広島市芸探訪だったわけだが、近代建築に圧倒された。
広々とした敷地、ピカピカの建物、40インチほどの液晶テレビが掲示板専用・・ですと・・!?

とても恵まれた環境にああ、うらやましや、と思う。
うちの研究室、赤レンガ2号館も今年3月まで耐震工事という名目の、実質中身くりぬき総リフォームが行われ、上野校地内でも屈指のピカピカ度を誇っていたのにもかかわらず、、そんな中でも広島市立大の設備は余裕でウラヤマ設計だった。

展示内容は当時学生だった方々の平家納経の模写が展示されており、法隆寺金堂壁画模写制作ヴィデヲコーナーや、絵具解説コーナーなど、一通りの展示がなされていた。

中々他大学に訪問ということがないので、こうした機会でないと伺えないのだが、探検したりない感じだった。


で、そごう広島店へ移動、会場についてまず愕然とする。
「オオウ、まるで売上に貢献できていない・・。」

実はデパートの展示で、場所によってはお値段や売れただの売約だのと結構露骨にシールが貼られていたりする。
まぁデパートという商用スペースでの展示なので、仕方がないわけだが。
他の方々はぼちぼち出荷されてるのに、自分のまわりは閑古鳥が鳴いている感じだった。

ガックリとくる。
ふぅ。

まぁ、一般的な製造、小売業とは違い、絵~なんていうものは趣味性が非常に高く、ピピっとくる人もいれば、まったく感性があわない場合もある。
土地によって飛ぶように売れたり、その逆もしかり。
作家さんによっては、そんな売れる売れないで一喜一憂するな、ということを仰られるが、まぁ、そこは人間ですもの、イラネというより求められたほうが気持ちいいですよね。

「そんなにクオリティ低いかなぁ・・・結構いいと思うんだけどなぁ・・」、などといつものようにクヨクヨするも、「いや、きっと今回は良い出会い、ご縁が無かっただけだ!」と思いこむことにした。

売れていようが売れていまいが、もっと絵の精進しなければいけないのは確かだからなぁ。
砂漠だろうと豪雨だろうと、前に進むしか無い。


そんな中、わざわざ会場に足を運んでくれて、声をかけてくれた方々が何名かいた。
どうやら今回ではなく以前、自分の作品を購入してくれた方らしい。

お話をしていたら萎縮した精神がほぐされ、カサカサの心は、わずかばかりに潤いを取り戻した。
元気がない時には、ああいう何でもない一言二言で救われる時がある。
おかげでギャラリートークが催された際も、萎縮せず饒舌にしゃべることができた。

お名前は伺っていないが、あの時話しかけてくれた方々に心から感謝したい。
ありがとうございます。


このように、会場で声をかけてもらうと、とても勇気をもらうことがある。
もちろん中には「あら、私この作品好きじゃないわ」だなんて堂々と本人におっしゃる方も過去にはいたが、まぁそれもご愛嬌。
そういうのも含めて、見てくれる人と話をすると、色々と勉強になる。

絵を描く、という行為は、ジャンルにもよるが、基本は壁に向かって一人でシコシコと作業して一人で完成させて、どこがゴールかも分からない、迷宮自虐プレイの自慰なわけだ。
だから自分以外の誰かが見てくれる、っていう状況はとても素晴らしい、というか信じられないようなものだ。

誰かに見られることによって、はじめて絵が完成する。
ああ、今まで応援してくれた人たちに恥じないよう、もっといいものを作っていかなければ。


ギャラリートークは記者会見みたいな感じで行われた。

気づけば会場ぎっしりに人が溢れかえり、なんとも有り難い思いだ。
購入された人、日本画に興味がある人、通りすがりの人、デパートの店員さん、などなど、客層は様々だったが、わざわざこの瞬間に集まってくれたというのはとても有り難い。

簡単な列品解説など、それぞれそれなりにトークを終える。

先ほど行った広島市芸の展覧会で会場当番をしていた子が見えたので、話しかけてみた。
どうやら学部2年生で、お友達4人組で見に来てくれたようだ。
立ち話を少々しつつ、日本画の技術的な質問や、将来について?の質問にお答えしつつ、ああ、今なんか自分、センセイっぽいかも?とか思いつつ、初々しい学生さん相手に独善的トークを堪能する。
「みなさんピカピカの建物と、いい先生達に囲まれて、客観的に見るとすごく良い環境で学ばれていると思いますよ~」
なんてことを話したりした。


その後会場をあとにし、天満屋で行われていた松尾敏男先生の個展へ。
先生は帰られたあとだったが、会場で先生の昔の姿のビデオを見る。
さくさく絵を仕上げる様に見とれつつ、先生の絵具棚の造りがちょっと面白いので、いつかマネてみようかと思った。
(印鑑売り場みたいなクルクルまわる台に絵具瓶がズラリ、というもの。)


夕ごはんを食べに外に出ると、八丁堀の胡子祭りという大きな祭りが開かれていた。
若い人が多く、明るく清潔な感じの祭りで、街と祭りが良いバランスで共存したものだと感じた。
そんなこんなで街はとても賑やかで、どこもかしこも人だらけ、溢れかえる人らの流れに乗って、地元の人が寄りそうな店で広島焼きを食べさせてもらった。
たらふく食べたあと、デパートの美術さんらと打ち上げの飲み会会場へ。

さかな市場?みたいな名前の居酒屋。
広島へ来て思うこと、それは、食い物が旨い。
東京のスーパーじゃまず手に入らないような地物の小魚などがとても旨い。
今回は小イワシやイカの刺身などを食べさせてもらったが、さすがは瀬戸内の海、とりあえず旨い。
東京じゃトロやらうにやらじゃないが、外洋から輸入されてきたものなどばかりが食卓に並ぶが、さすが地の利を生かした食材豊富なお国柄、羨ましい。
こういうのはお金で買えるものっていうものじゃないんだよねぇ。
環境の豊かさにとても感心。

最後は広島一高いという建物、リーガロイヤルホテル屋上バーにてシメ。
銀座じゃ行列しないと飲めないという氷点下の氷結ビールなるものを初体験。
泡のキメが細かく、爽快な飲み心地だった。

その日は広島焼き+鮮魚+酒で死ぬほど腹いっぱいになるまで食べさせてもらった。
若くしてこんな贅沢させてもらったら良くないオトナになるんじゃないだろうか・・・!?
と、思ったが、よく考えたら自分はもうオッサンだった・・。
あと倍も生きたら還暦余裕でオーバーじゃん、現実を見なきゃ・・。

短い人生、たまには贅沢三昧させて頂くのもいっかぁ・・と開き直ることにした。
絵描き、なんて世間で言うボンクラ職業を「先生」扱いにまで社会的地位を向上させて下さった先人の方々に感謝しつつ、この状況が普通だと思わない方がいい、と、自分に戒めつつ、今日は甘えることにした。


そんなこんなでガッカリ陰鬱モードで始まった広島は、飯によって忘れさせてくれるという一日で終わった。

最後の最後に、ギャラリートーク後、15号の大きめの作品を購入して下さった方がいましたよ、というご報告を聞いて、本当にホっとした。
手ぶらでやってきて、何も仕事をせずに帰った、とかだと本当にタダ飯食らいで終わってしまっていただろうし、それだけが唯一の救いだった。

まぁ、このご時世なので、絵が売れる、売れないなんてことは贅沢極まりない悩みなんだろうけど、作家にとってはとても精神的なプレッシャーになることなので、出来ることならば願わくばモリモリ飛ぶように売れていってくれてほしいものだ。
(今回のような委託ではないケースだと、いくら売れても売れなくても作家の直接の売上には関係がないが、精神衛生上、やはり肩にズシリと責任感を感じる)

売るだの買うだのと細かいことがクヨクヨと気になるのは、きっとうちの父方のじいちゃん、ひいじいちゃんらが奈良で結構でかい縄屋さんをやってたりしてた商人の家系、商売人の血が疼くんだろうなぁ・・(?)
性格的に堅実派なので、バクチ打ちの絵描きよりも、コツコツ商売する商人の方が気質にはぴったりあうとは思うんだけど、、。

父の代でうちはまるっきり絵描き一家、みたいな雰囲気だが、DNAの流れからすると実は父の世代から絵描きの生業が始まった、という突然変異種な核家族なだけだったりする。
(父・母・兄・姉・自分の家族全員美術大学出身という奇特一家)


さて、そんなこんなで広島初日が終わった。
身も心も疲労困憊でござる。

寝ぼけながら、広島在住の知人へメールをしてみると、どうやら明日来てくれるらしい。
ああ、これで明日も会場に行く理由ができた、、と沸々と考えながら、気づくと寝ていたのだった。
 (つづく)

イソジンの回し者という訳ではありませんが。

2010-11-17
大学内で風邪が流行しはじめている今日この頃。
予防接種打ってないのでイソジンで乗り切るつもり満々である。
(うがいにイソジンなどヨード液は効果なし、水が一番いいという説もありますが、ここでは割愛・・・)

接種って型がぴったり合わないと効かないのと、そのまま感染することがあるので
小中学生以来打っていない気がする。


昔、学部を卒業後に、小学校やら中学校で図工の専科講師やら美術の非常勤のセンセイを少しやっていたのだが、思い返せば小中学校の教室ってかなりカオスだった。
あれだけの人口密度で、なおかつ若さほとばしる人肉培地(?)で培養された元気なウイルスどもはマジで強力だ・・!

休むと授業に大きな穴が出来てしまうので、風邪には気を付けていたが、その時代を乗り切った相棒がイソジン様である。
ゴフッゴヒュッっと咳き込む児童と密室で6,7時間代わる代わる居続ける恐怖。
よくもまぁ風邪ひかなかったなぁ、と思う。

それに比べて今はどうだ。
とんだ体たらくだ。
正直、昔に比べてKIAIが足りていないのは否めない。
本当に腑抜けたわな。

まぁ、助手なんてものは代わりの効く仕事だしねぇ。。
小学校のセンセイとかも代わりは効くといえば効くけども、あの過密スケジュールをこなしつつ、やれ成績だのなんだのとつけてると、自然と責任感というものが育つ。

立場は人を育てるとはよくいったものだな。
先生、なんてほんとガラじゃなく、絶対やらない!ってくらいの若かりし頃を過ごした自分がそれっぽいことをやっていたなんて、とんだお笑い種だ。

でもその分思い返せばすごく集中して相手していたし、やりがいを強烈に感じてすごく楽しい仕事であった。

学年末の児童からのお手紙の中に
「わたしは1年前、図工がものすごく嫌い!でしたが、せんせいの授業で図工がものすごく好き☆になりました♪」
のようなものをもらって、今までにない体験と感動があったのを覚えている。

あ、あれ?そのまま一生センセイやるのも楽しいかも?
とか思ったりもしたもんだ。


昔テレビで脳科学の茂木センセイが面白いことを言っていた。

曰く、労働に対する対価として、人はお金だけではなく、頼られるということも報酬(快感)として脳に刺激がある、ということらしい。
うん、たしかに人から頼られたり必要とされる快感っていうのは素直に「生きているなぁ~」と感じられる瞬間でもあった。


・・・あれから苦節10年近く経ち、気づけば肉体も精神もぼろぼろの、スレた、ただのおっさんにジョブチェンジしたわけだが、本当にこれでよかったのだろうか?とか思ったりもする。

絵描きのお仕事ってそりゃまぁ孤独なもんですよ。
一人で篭って自分との戦いみたいなもの。
かと思えば時にはナンチャラ公募展だの、展示会でどれだけ売り上げたの、と、結構ストレスを感じる事が多い。
絵描きさんってのは本人からしたら意外と傍目よりもつまらないものかもしれませんよっと。


まぁ、助手の仕事もそうだけど、そうそう人様に信頼されたり頼られたりすることはまずない。
事務職、雑用、下働き、その他。
やりがいって意味からしたら、向き不向きは確実にあるものだな。

以前、田渕先生が
「助手の仕事なんていくら出来たって意味ない、自分の仕事をやりなさい。」
とよく言っていたのを思い出す。
ああ、そうか、そういうことかなぁ。

なんとなく仕事、お金をもらって労働するという使命感、義理で、わりと真面目に助手業をこなしてきたが、だいぶ疲れが溜まってきているようだ。
元々人にあれこれ教える事とかが好きなタイプなんだが、どうもそういうやりがいっていう意味からしたらやや遠い職であった気がする。

いや、もちろん食い扶持を与えて下さった先生には感謝の念で一杯だが。
本来ニート同然な人間が社会復帰(?)して人様のお役に立てるなんてことは、とても素晴らしいこと、とは頭ではわかっているんだがなぁ。


あ・・・れ?
なんでこんな話になったんだ?

そうだ、大学で風邪蔓延の話からぐるりとまわって半生を振り返り始めてしまった。
いかんいかん。

まぁ何かっていうと、とりあえず皆様風邪にはお気をつけあそばせ、っていうことです、はい。

イソジン実体験に基づくイソジン信者ですが、イソジンマジおすすめ。
注意点としては、買いたては甘くてフレッシュな味わいだが、放置して古くなると超まずくなるのが玉に瑕だが。
※純正イソジンは若干お高いので、味に拘らなければ亜種のヨード系うがい液でもおkです。


さあみんなでレッツ、フレッシュイソジンッー!

明サバ。

2010-11-13
夕方、アトリエのドアをノックする音が聞こえた。

モソモソのユニクロウェア上下のまま扉を出ると、
卒業生のwthkはるなさんがおり、今度やる展覧会のDMをくれた。
アリガトウ。

仕事のお手伝いで来校していたようだ。
えろうおつかれさんどす。


DMには「雑記、みてます」とメッセージががが

・・!

「み、みてるんだははは、いやあアクセス数もすくないしだれもみてないとおもって」
とかその場では苦し紛れに答えてみた。

まずい、益々うかつな事が書けない、、!
とか毎度毎度、思いつつも、
「見ちゃらめえええ><」とか言いながら見てほしいツンデレ娘の如く、
「実は見てますふふふ」、といじられると内心ニヤニヤするのであった。


立ち話を軽くしつつ、近況ネタ。
聞けば絵だけで頑張って生活してるという綿hkさん。

Sugeeeなぁ、生活力あるなぁ~と感心しつつも、
自分はというと思い返せば口を開くと世間話の割に暗い話題がドロリ。
景気だとか世相だとか、暗いネタが大好き。
相変わらずのネガティヴ思考で場の空気をどんよりと重たくしてみる。

、、が、そこはwt引さんの持ち前の明るさとサバサバ感でさらっと立ち話が終わる。
こうしてドロリッチがさわやか様に救われたのだった。
やっぱ最後はポジティブシンキングが勝つんだろうなぁ。


先日、田渕先生のギャラリートーク後
「なんでも最近楽しいんだよぉ、最近は毛が抜けても楽しい」
というありがたい話を聞いて以来、
このネガティヴ思考を少しでもポジティブにしないといかんな、と思っていたのに
気を抜くとドロっと暗いものが出るのでいかんな。

アメニモマケズ、カゼニモマケズ、ポジティブナヒトニナリタヒ。



さて、名古屋でやるグループ展のリプル展に向けてパネル用の解説を書かないといけないんだが、なかなか言葉が出てこない。
こういう雑記はサクサク打てるのに、作品解説とかって頭をかかえてしまうなぁ。
時には神が降りてきたかのようにさらさらできるときもあるけど、基本自分の作品解説とかは遅筆だ。

とりあえず、神が降りてくるのを待つか、wordを開いて作品の状況説明を書きはじめたほうがいいのか迷ってみる。

そんなこんなで慣らし運転として雑記を書いてみるのであった。

エリクサーが使えない。

2010-11-10
さすがに雑記ばかり更新していると、HPのコンテンツ不足が否めない感じになってきた。

ということで一念発起で日本画考察、だなんて堅苦しいページを作り始めるも、あまりの硬さにゲンナリしてきたので中断。
なんか学部あたりの一般教養の微妙レポートみたいな感じになってしまった・・・。

いかん、こんなつまんないコンテンツじゃだめだ。
やっぱ絵とか写真とかのが見やすいしいいんだろうなぁ。

高校時代とかの若かりし頃のKIMOいスナップ写真とかあるから、いつかうっかりうpしてしまいそうでまずい。
ネタとしては美味しいんだが、半商売用のHPにしたら趣味性が高すぎて逆効果になりそうで恐ろしい。

普段から余計なことばかり考えているので、入力するネタには尽きないが、はたしてHPとかで自分の実名を晒しながら放出する必要があるかといえば問題だ。

芸能人がTwitterやめたほうがいいと言われているのを思い出す。
別に芸能人じゃないが、やはり人間の本音を文章化してつらつらと書き連ねていると、
醜い部分があらわになってだめだな。
いかん、いかんぞ。

結局Twitterを使いこなしてる有名人ってダルビッシュや宇多田ヒカルくらいしかいないんじゃないかね。
大概は炎上してたり返信読んでないとかそういう感じじゃないとやりきれてないっぽいしな。
人の精神は弱いので、あまり交流がありすぎるのも危険なのだ。
まぁ正直自分も荒らし耐性が無さそうなので、軟弱にもコメントお断りでぶちぬいているわけだが、サーセン。
やっぱ知らぬが仏ってのもあるよね。
人の罵詈雑言は聞きたくないもんだ。
耐えられる人はスルースキルが高いか、鈍感なだけか、スタッフがかわりにデリってるのか、とかそんな感じか。(それ耐えてないガナ。。


で、話が飛ぶが、いい加減FC2の重さに愛想が尽きそうになるも、やはり無料かつ任意URLがつけられるのには魅力がある。

先日、インターネッツ黎明期から続いていたinfoseekの無料HPサイトが突然死した一件もあるので、このような無料サービスを利用しつつもいつかはお亡くなりになる可能性があるな、といった感じで戦々恐々とする。
まぁ金だしてドメインとスペースレンタルしろよ、という結論に毎回行くんだけども・・。

なんか同じようなサイト重いよネタでループしてる気がしないでもないが・・。


独自ドメインってお高いんでしょう?
無駄金は使いたくないし、困るわな。

昔からエリクサーが使えない症候群、最悪ハイポーションすら使わないけちりっぷりなプレイスタイルなので、リアル人生もRPGみたいにケチさが発揮できている。

我ながら若干ナイススキル!とか思ったりするのが、また小市民的で夢がないな。
不況時代耐性があるが、バブリー生活とは縁遠い。


エリクサーって何だ?と思った人はスルーしておいて下さい。


でも人生の時間は有限だし、なんとかせにゃいかんなぁとも思い始めてもいる。
そんな感じ。

マウスオーバー・・・だと?

2010-11-9
今更ながら、マウスオーバーでアコーディオン展開ができると知った。
ひょっとしてこの無駄に縦に伸びてきた雑記コーナーがコンパクトに出来るんじゃ・・?

こんな感じにマウスを上にもってくると・・・

ニョキっと飛び出るのだよ、ふふ。
まぁ、無駄機能といえば無駄機能だが。

このHPって特にヴィジュアル重視ってわけじゃないけど
やっぱ美術関係(?)のHPに属するし、少しはきらびやかにやったほうがいいんかな?

ニョキーン。
いや、どうみてもおもちゃ機能だなこれ。
ちょっとクセになってくる、が、激しく見づらいのが難点だな。

ワンクリして展開することもできるみたいだが。

で、今日から新橋にてペンタグラム展(いつき美術)が始まったわけだが

無駄にマウスオーバー展開にしてみる。

一人小品を2点、会場は小さめだが、5者5様の色々なカラーに染まった内容で、ちょっと面白い。

千住博さんのお弟子さんの方、研究室の染谷さんと学部時代に同級生だった売れっ子の方、ポップでキャッチーな彫刻を彫る方など、様々だ。
よくみると彫刻の方の作品の台にてんとう虫がはりついており、「ああ、てんとう虫が好きな人なんだなぁ」と思った。

実は出品者の中では岩田壮平さん以外面識がない。
いつき美術さんのチョイスでいろんな方面の人を好き好きで集めたそうな。
このような機会を与えてくださってありがたいことです。


ちなみに岩田さんとは実はかれこれ14年前くらいからの知り合いだ。
学部のひとつ上の先輩で、当時から面白い仕事してる人だなぁ、と思っていたもんだ。
地元の美術予備校の講師バイトやらを紹介してもらったりと、よく考えたら数少ない絵描きの知人のお一人だ。
(とはいっても卒業後10年くらいはまったくのブランクだ)

こういう業界なので、お絵かきしてる人ってのはどんどん辞めてしまうが、今でも続けている同世代の人がいると心強い。
むしろ岩田さん自身はかなりのご活躍のようで、足をひっぱらないようにせねば、と思う次第でありますが。


会場で立ち話をしていると宮廻先生が来場してくださった。
まことにありがたや。

先生にはあまり展覧会に来ていただく機会が無いので、これはこれはありがたい。

まぁ、画廊の会場が先生のアトリエから超近かったから、という理由だったのはヒミツだが。
やっぱり遠いと展覧会って行きづらいもんですよね、わかりますわかりますよ、ええ。

理由はさておき、先生に直々にわざわざ足をお運び頂けるとは恐悦至極に存じ奉り候。
背筋が引き締まる思いをしたのであった。

もっと胸をはってドウゾ!って言えるような内容のある仕事しないといかんな。


その後、色々所用があって、最終的にとある方のお祝いパーティに出席。
和気藹々と楽しく、たらふくご馳走を食べさせてもらったのでネタはつきないが、
諸事情により詳細を書けないのが歯がゆい。


いや、つらつらと書いてもいいんだけど、たまに「エッ・・!?」という人にここが見られていたりするらしいので、ややオブラート加工する必要がるのかもしれない。

・・・例えば前回、A賀先生パーティでN木くんがとても素晴らしいスピーチを・・!というエピソードを書いたら、翌日即本人にバレてしまったりとか、、インターネッツは恐ろしい世界ですね。
「まっつん、おれのこと晒すなYO~!^^^」と本人から言われて
オオウ、誰が見ているのかも分からない、、おそロシアと思ったのだった。

ちなみにN木くんはいぢられて輝く愛されキャラとして売り出すので、これでいいのだ。
(実態は普通に優秀な側面を持つ優等生なので、ある程度のつっこまれるスキがあるほうが人当たりがよい)


しかし、王様の耳はロバの耳って叫ぶ為の穴がつつぬけ状態って、風呂の栓しないで水をいれてるようなもんだな(謎
ひょっとして、世間では終わコン(終わったコンテンツ)と呼び名が高い、mixiとかfacebookとかgreeとか隔絶された世界にしたほうがいいんかなぁ?

まぁ、この実名HPでこういう実体験やら思想を赤裸々に暴露するところが、ある種の羞恥プレイみたいなもんで、この刺激が肩こりに効くんです。

とはいえ、インターネッツ上では露骨に個人を特定して攻撃的に言いたくはないので、基本は良いことしか書かないつもりですがね。
基本は自虐ネタが中心、人様が出る際には極力ほめちぎるスタンスでいこうとは思っていますがな。


自分はストレスを貯めやすい基質ではあるのでリアルじゃかなり毒っぽいんですけどね。
毒舌、あらいやだ。
本当はストレスの無い世界で人知れずやんわりと生きていきたいんですけどねぇ。

あー、ゴロゴロしながら隠居したい、いや隠遁生活したい・・。

ぐるぐる。

2010-10-31
小学校の頃、工作が好きだった。
絵に目覚めるより先に工作に目覚めたような気がする。

そんな工作心をくすぐる動画。

以下、つべから転載。(うまくHPにハメコミができるかのテストを兼ねて)
These Gears Really Work?


本職は時計職人らしい。
こういうのを子供に手で触らせて知育するべきッー!



・・・で、昨日、なんとか搬入も終わり、一晩寝たら風邪も峠を超えた。

ここに風邪ひいた、とぶつぶつつぶやいていたら、搬入のついでにマエマス画廊の前田さんにグレード高めのユンケル3本入りの差し入れを頂いてしまった。
一気にガブガブ飲んだら効きました、アリガトウございます。

初めてこのつぶやきゾーンがリアルで役にたった瞬間であった・・。


その後、大雨の中、日本橋でやってる田渕先生の個展のギャラリートークに行く。

土砂降りだったので楽してタクシーで行ってしまった。
高い、が楽だ。
日本も海外のタクシーみたいに安けりゃもっとヘビーユーザーになるのに。

今回は初日に続き2回目の来場。
やっぱ田渕先生の作品は品があっていいわぁ。
相変わらず(?)絵具の発色良すぎてちびりそうだ。
それに比べて自分の描く絵は地味で淀んでいて垢抜けない。
これが腕の違いか・・・。

この爽快に抜けた、日本画の絵具独特な発色が手に入らないかなぁ・・・と、頭の中で妄想がはじまる。
良い刺激を受けた。

そんなこんなで自分も田渕先生のような売れっ子作家になるべくがんばるぞ~、と思ったのだった。

・・・売れっ子、という表現を使うと、よく邪な考え方だ!と思われるゲージツ家の方もおられると思うが、自分としては
売れっ子=絵で売れる=絵で食える=職業が絵描き=名実ともに絵描きさん、
という広い意味を含んでいるので、純粋に「売れっ子」っていうのは自分にとって憧れであり、夢であり、すごいことだと思う。

まぁ、全然そこまで売れないんですけどね・・・修行が足らぬ。
景気も悪いし仕方がないのでマイペースで頑張るかぁ。

風邪ッピきデフレスパイラル脳。

2010-10-28
先日、下宿しているアパートの大家さんが亡くなったそうだ。
突然のお知らせを受けて、少し感慨深くなった。
合掌。


思い返せば8年くらい前、今のアパートに入居した。

大家さんはメガネをかけた気さくなおじいさんで、ガスコンロが無いというと、近所のホームセンターまで車で運転して連れていってくれるくらい気さくな人だ。
おしゃべりが大好きで、たまに電話がかかってくると、こちらが切りたくても切れないくらい長電話になってしまうこともあった。

DIYが得意だそうで、よくうちの風呂場の修繕がしたい、と言われたもんだ。
自前で修理します、とお断りしても、何度も修繕したいと言われたこともある。

去年あたりに久々に近所で見かけたときには階段を歩くことも大変なくらいに衰えており、心配はしていたが。
会話は割と出来ていたので、お大事に、くらいだった。

それなりに年齢もいっていたので、天寿を全うしたと思う。

残された奥さんのおばあさんが家賃の振込先の件で電話をかけてきた際に亡くなったことを知らされた。
ご家族に障がいがあり、残された奥さんはいくらアパートなどの不労収入があれど大変だろうな、と思う。

もちろんそんな事は赤の他人の余計なお世話かもしれないが、ふと自分の人生にも重ねあわせて考えていた。

自分の人生も、あと倍生きたら余裕で還暦オーバー、気づいたら人知れず倒れているかもしれないなぁ。

来週、姉の結婚式がある。
松村家では、昔、小汚い部屋でぎっしり5人家族で貧乏暮らしをしていた訳だが、気づけば家族バラバラに生活している。
そりゃ核家族でバラバラにはなるわけだが、昔のようなじいちゃんばあちゃん、息子、嫁、孫、みたいな家族構成が既に一般的では無い現代社会。

今は一人で悠々自適、好きなときに食って、好きなときに寝て、好きなときに絵を描いてというだらしない生活をしているが、これって健康あってのモノダネだな、と改めて思った。
引きこもって誰とも接触せず、孤独死、なんてのも一人遊び大好きな自分は中々嫌いじゃないが、実際問題そんな悠長な事言ってられるのもまだ「若い」と呼べるジャンルに属しているからだろうな。
若さにかまけてブクブク太り、だらだら生きる様は楽だが無様だ。

でも生きていて思うが、本当、人間って一体なんのために生きてるんだろうね?なんて思う。
日本はまだまだ安全で、不景気とはいえ「生かされている」現実社会だ。
「死ぬまで生きる。」
生の目的ってなんだっけ?

自分で自信をもって「生きている」と言える人ってどれくらいいるんだろう?

ああ、こんな事を考えてるようじゃ「へいわぼけ」としか言いようがないな。
風邪ひいてるからだろう、ということにしておく。

ちなみに風邪薬飲んでません。
ノードラッグ、ノートリップ。
天然ダウナー系。
欝やら自殺願望とかは皆無だが、ぐるぐるとスパイラルする負の考え事が好きだ。
好きというかライフワークレベルなので心配ご無用。

一周回ってすごく陽気なプラス思考にでもならないだろうか?とかはたまに思うが。


まぁなんせ、人の時間は有限だ。
誰にも平等に24時間しかない。
あくせくするのもだらだらするのも自由。

そんなこんなで、ひとつ記事を見つけた。

ずるずると先延ばししない方法を『The Now Habit』に学ぶ

こんな感じの処世術的なことを読むのが好きだ。
偉人の格言とか諺とかも割と好き。
まぁ結局実践せずに終わるんですけどね。


とりあえず季節の変わり目なのでうがい手洗いを忘れずに、風邪には気をつけましょう。

PC飯マイスター。

2010-10-27
今週一気に寒くなり、見事に風邪をひいた。
死ぬ死ぬ。

エアコンをドライモードから暖房モードに切り替えた。
このモード切替が季節の変わり目を感じさせる風物詩だ。

普段ユニクロのお安いウェアが皮膚と同化しているので、エアコン様様だ。
厚着すると作業が捗らないのだな。


食事は普段から外食100%生活なので、作るのが辛い、というのはない。

近所のセブンイレブンでおでん70円均一セールが始まった。
年に何度もやっているセールだ。
均一といいつつ牛すじやつぶ貝、イカくしなど高額商品は対象外。
まぁこのあたりはおにぎり100円均一セールと同じだな。
150円以上のいくら、しゃけなどの高額商品は150円均一、寿司とか特殊系は値引きなし、など。

とまぁ色々ツッコミどころのある100均ならびに70均だが、ワープア絵描きにはとても幸せなイベントでもある。
そんなこんなで普段より多めにおでんを注文した。

普段の鉄板メニュウとして、もち巾着、つみれ、つくね、がんもどき、大根、ロールキャベツあたりは網羅しつつ・・・

・・・おや?

普段見慣れない、いや、外見はよくありがちな5センチ大くらいの丸い物体が。
「魚河岸あげ」というらしい。
元の値段は80円、、値引き率10円か。

まぁセールだしいっか、という軽い気持ちで投入してみる。
どんな味かね?

早速、寒空の元、颯爽と自転車をこぎ、アトリエにおでんを持ち帰ってアツアツのおでんをほおばる。
ハフッハフッ。
うまい。

そして初挑戦の「魚河岸あげ」に挑戦する。

プニュッ。
・・!?

oh・・・

正直見た目が地味だしあまり期待はしていなかったが旨い。
このふわとろプヨ物体をかじると中から白くてクリーミィな身が露出する。

空気を含ませた練り物系、だが類似商品の鎌倉はんぺんとはまったく違う口当たり。
質素な味の奥からうまみ成分がじわじわ襲ってくる。
これは・・・中々。。

グルタミン酸好き、旨み大好き人間からすると、これはナカナカのヒット作。

早速商品名の魚河岸あげをググると、どうやらおでんで有名な紀文のOEM商品らしい。
しかも昔からあるロングセラー・・・だと?
魚河岸あげ、だなんてたいそうな名前ついてるからどこかの漁港の名産品なのかと思ったら、なんと紀文オリジナル開発商品だった。
やるな紀文。

セブンHPによると、どうやらセブンおでんでは今季からの新規参入らしい。
そりゃ知らんわな。

こうしてまたひとつ、知識欲を満たしてくれるものが生まれた。

さて、風邪治らないだろうか。
今週末締切り、かつ来週姉の結婚式な上、他所様の展覧会も多々ある。
寝たいが寝られない。

ふぅ。
よし、そうしてこの文章を打ちつつおでんを完食したのだった。
PC飯(PCの前で飯を食べる行為・・・)が板につきすぎてやばい。
行儀悪くてスミマセン。

ブログより格下。

2010-10-21
連日ぼやいていたここのコーナー。
ぱたりと更新が途絶えつつ、たまにはカキコ。
ぼやきが無かったわけではないけど、ちょっと自重してみた。
マメな反面、ぱたりと飽きる事もしばしば。


さて、半ば放置気味の研究室HPのリンクにリンクの項目を作ってみた。
きっかけは研究室のU先生の奥様の藤井先生が、最近、といっても3日前に出来立てほやほやのホームページを開設して、是非リンクを、ということからだった。

ちなみに研究室HPはリニューアル予定で現在、研究室の新進気鋭な非常勤講師、平君が目下鋭意制作中だ。
研究室まわりのデザイン事に関して一挙に取り仕切り、右にでるものがいない。

染谷さんと同じくうちの研究室では「サクサク部隊(仮)」の一員である。
サクサク部隊は今勝手につけた適当ネームだが、要はサクサク仕事をこなすということだ。
サクサクパネェ。

はやくリヌーアルされたホムペジできないかな?
今もしっとり系でそれはそれでアリだが、時期ホムペの途中のものを見せてもらったが、オサレでモダンな感じ、まさに今宮廻先生が指し示す、次世代赤レンガ時代の到来を予感させる出来栄えだ。
グッジョブ。

乞うご期待。


そんなこんなで、研究室公式に暫定的に卒業生リンクを増やしてみたが・・・。
卒業生で個人HP持ってる人は人づてか電話か何かで研Q室にご連絡下さい。
中には勝手に貼られると嫌な人もいるでしょうし、言って貰えれば名前ググってリンクはっておきます。

まぁ、実質管理人としてはもう隠居同然なので、仕事は遅いかもしれませんがあしからず。


それ以外でうちのしがないHPにでもリンクがいる方は個人的にお知らせ下さい。
基本べたぼめリンクを貼らせて頂きます。
まぁgoogle analyticsを地味にここに貼ってるんだが、お察しの通り、アクセス数はアレなので、微々たるもんだとは思われますがね。

こういうHP仕込み型アナライザーって結構面白いのね。
まぁ商用HPじゃないしアフィやってる訳じゃないからいくらアクセス数がうpしても意味ないけどな。
本やカレンダーのひとつでも出せるくらい立派な作家にでもなったらアフィリンクでも貼ってみて体験してみるのもいいかも試練。
「やったー、7円はいったぞおおお^^^」
とかやってみたい。

上級アフィリストになると、月間で何十万と収入あるそうな。
更新があるから不労収入、っていう響きにゃならんが、それでもうちの助手の給料より遥かに凌ぐ金がもらえてるってすごいわな。
オンライン生活裏山。


そういえばよくここがブログという表現を使われるが、そんな上等なブログじゃないですYO。
単なる愚痴の吐き捨て場。
宣伝効果となりえるブログと名乗るのすらおこがましい。
完全にがっかりコースだからな。

だがしかし逆に、ああ、絵描きって存在も思想も謎じゃね?って思う人がいたら、ほんのりだが参考にしてもらえれば。
要は絵描きだろうとリーマンだろうと公務員だろうと、脳みその中身なんてみんな似たようなもんだということです、はい。

もちろんぶっとんでるアーチストもいるだろうけどなぁ。
まぁ、こういうローテンション制作者もいるっていうことで。

あくまで「面白い!」じゃなくて「興味深い」レベルくらいが心地良いのかもなぁ。
そんなこんなでブログ、と呼ばれると「やばい更新しなきゃ!」という強迫観念に迫られるので、「おや、最近愚痴たまってますね?」的な指標にしてもらえれば。

うむ、こんなところに書き込んでも誰も見てねぇよ・・・ニヤニヤ、と思えるレベルなくらいが丁度心地良い。
あでもそういう他愛もないものがweblogってもんか。
本来は日記っていう意味じゃないしなぁ。

まぁいいや、なんでもよくなってきた。
それではこのへんで。

デフラグぼやき。

2010-10-17
夢というのは脳のデフラグであると言われる。
ある説では、人は睡眠中に夢を見ながら脳のデフラグしないと発狂してしまうそうな。
おそロシア。

このぼやきコーナーは起きながらにして一日のデフラグ。
読み返すと所々電波かつメンヘラ臭いが、これはデフラグなので仕方がないものだ。
逆にいうと、そんな虚の部分があるからこそ制作が出来る。(ということにしておいて下さい)


ここのHPは文字が小さい。
ノートPCで見る限りはこんなもんか、という感じだが、確かに24インチワイドとかの1920*1200ディスプレイとかで見ると豆粒、いや、米粒、いやいや、ホコリの繊維のような見づらさだ。

一応右下のAAAと書かれているアイコンの右の方をクリックすると文字全体が拡大されるが、なんとも面倒。
カスタムCSS恐るべし。
まぁ最初から文字スタイル指定しとけという話ではあるが、あれですよ。
ケチな性格なので、ある機能は使わにゃ、という。
それだけです、ええ。

見づらくてご迷惑おかけ致しますが、今しばらくこのニョキニョキ拡大機能を使わせて頂きたく存じます。

ニョッっと大きくなったり、ニュっと画面移動したりしたら、ほら、通っぽく見えるだろう・・?
いえ、それだけなんですがね・・。
なんにせよ、文字問題、どうにかせねばいかんね。(名古屋弁)

あかんは関西、いかんは名古屋、いけないは関東。

名古屋弁ってあれなんですよ、あれ。
どれもどことなく古語っぽい。
この「たわけ」が!とか・・。
田分けとは、田畑を分けるほどの大馬鹿野郎、みたいな語源だったような気がする。
どうみても現代用語というよりかは古式ゆかしいいにしえのワードっぽい。

方言って便利だ。
感情を込める際にあえて使うと表現しやすい。
「ちょ、あんたなにいっとんの~」
「ちょっと、あなたは何を言っているのですか?」
みたいな。


・・・そんな途方も無いどうでもいい事が頭にぷかんと浮かんだので書き込む。
これって、脳デフラグですよね。

内容なんてどうでもいい。
一日の脳みその疲労を解消するにはぼやきが一番だ。


ちなみに余談ですが、ぼやきは父親譲りです。
まぁ気づけば自分の方が輪をかけてぼやったーになっておりますがね。
この負のエネルギーを1ミリグラムでも創作のエネルギーに昇華できれば、もっとアヴノーマルな作品が作れるのに。
勿体無いやらありがたいやら。

そう考えたら広い意味で、ここの雑記も創作する上での「クーラーの排水」みたいなもんで、いろんな意味で創作活動にリンクしてるのかもしれない。

心理学をかじった方がおられたら是非、作家の精神状況というジャンルで分析をしてみてください。

今日も平常運転。

2010-10-16
さて、だいぶホームページ更新に飽き・・・こなれてきた。

このコーナーも毒っぽい雑記帳じゃなくてぼやきの穴、に変えようかな?
どう考えてもぼやきゾーン、日々のよどんだストレスが積もる、濁りスポット。

元々神経質でストレスが溜まりやすい体質ではあるが、脳みそがゆるくなって忘れやすくなっているのでプラマイゼロになるようにはしている。


今日は、PENTAGRAM展の作品搬入を兼ねて色々ぐるぐるギャラリーを巡った。
半日歩き続けるとさすがに辛い。
足腰弱りまくりだ。

御成門到着、いつき美術さんのところへ搬入、軽く雑談をした後、東京美術倶楽部の特別展1F~4Fめぐり。
刀剣や茶道具を中心に展示会が行われているが、上の階ではブース形式の個展が数々ある。
主なものとして夏目美術さんのところでは松尾敏男先生が、山下画廊さんでは村岡貴美男先生が展覧会をやっていた。

村岡先生の作品は院展など公募展に出品しているものとは異なる。
アンティークな雰囲気に加工した蝶番や鈴が付いた板に彩色を施したり、くるくる取手をまわすと猫がピョコンと出るものや、折りたたみ式で黄色いガラスがはめこまれ、裏側にきのこが一輪(?)咲いていたりと、素材感を大事にしつつ自由に表現をして楽しげな雰囲気があった。

村岡先生とは残念ながらそこまで面識がないので簡単なご挨拶だけ済ませてぐるりと東美の建物を回る。

他に記憶に残った作品は香月泰男氏の小品。
いろんなブースでちょいちょい見たが、シベリア抑留シリーズとは違う、マチエールがしっかりした蓮や、抽象的なものなど数点。
油絵そのままのグロッシーなペースト的なマチエールというよりサンドマチエール、つまり日本画のようなマットな質感のものが多く、色合いもしっとりしているものが多めなので、日本画好きな人との親和性が高いと思われる。

その後、銀座へ移動、先輩の麻生さんの個展会場に行く。
おそらく初めて立ち入る建物だが、面白い構造。
中はクラシックな造りでギャラリーが所狭しとある。
ググってみると奥野ビルといい、昔は銀座アパートメントと呼ばれていた場所らしい。
随分昔にも来たことがあるような気がしないでもないが、気のせいだろうか。

会場でご本人とSoめやさん、Uさんらと鉢合わせ。
最終日ともあり、かけこみ需要だろうか、立ち話に花が咲き、賑やかになってきたのでお邪魔にならないよう退室する。

その後歩いてオンワードギャラリーへ。
会場で他の出品者の方と初めてお会いする。
こうしたグループ展は、色々な作家さんとの交流があり、一人では醸し出せない刺激が経験になるので有り難い。

さて、自分の絵と数日ぶりにご対面。
当たり前だがアトリエで描いている時と額つきのと表情が違う。
馬子にも衣装、立派に見える。
欲を言えばアクリル無しで展示した方が発色が良いので外したいが、やはり日本画の性質上、アクリル無しというのは危険だったりホコリがはいったりと様々な要因でアクリル付きのほうが好まれる。
保存性と鑑賞性、両極にあるものなので、今も昔も変わらない課題ではある。


そういえば会場で今回の出品作「転空」について質問を受けた。
「この老人とロバの下(群緑の部分)は崖なのか水面なのか?」
他の出品者の人と見ながら話してみたが、どっちだろう?ということだった。

結論からすると、「正直どちらに見てもらっても構わない」が正解だ。

確かに昔秋院で描いたものは、より具体的に崖っぽく描かれている。
ところが今回は水面にも見えるしどちらとも取れるので気になったそうだ。
実際、現地ではある程度勾配になっており、上半分の草色の場所が実景で下半分の白っぽい箇所が映った世界だ。

元々、現実世界でありそうでなさそうな不思議空間を描いたものだ。
絵画技法的に言えば具体的な描写よりは実景と虚の世界の大きなかたまり、映った空が今回のポイントなので、あとはどんなふうに見てもらっても感じ方は見る人の自由でいいんじゃないかと思っている。

あまり説明的になりすぎないよう大きく抽象的に2分割して分かりやすいように描いたつもりだったが、もっと崖の説明的な表現があったほうが安心して見られるのだろうか。
絵というのは説明がなさすぎても不安になるし、説明しすぎてもつまらないものになる。
表現というのは中々難しい。

絵の見方というのは十人十色、千差万別で、あれだこれだと作家から押し付けをしたくないというのが自分の日本画の表現スタイルなのだが、色々考えさせられる質問だった。

自分では今回の作品は色合いも中々良く、雰囲気が出ていい感じに出来たかな?と思っていただけに、予想外の質問をされてぎくっと戸惑った反面、勉強になった。
まだまだ甘いということだろう。
恐らく疑問に持たれる時点でその人にとっては何か違うのだろうから。


より客観的な目を持たねば、そう思いつつ会場を後にする。
昼飯を食べずに歩き続けて夕方になっていたので精神疲労と肉体疲労MAX。

帰りがけに歩いていて発見したあなご屋に入り、ハフハフ食べてスッキリしつつも、今から上野に帰るということが非常にめんどくさく感じるのであった。


さて、今日はここに登場していないだけでも歩いていてコンニチワ、地下鉄ですれ違い様にコンニチワ、会場でコンニチワと、ものすごく人と会う一日だった。
ツカレタ。

と、ここまで今日一日を振り返ってカタカタ入力しておいて思う。
「やばい、これってただの日記じゃね・・・?」

「日常のぼくちゃん^^^ブログ」っぽいのは避けようと思いつつも、気づいたらオナニーブログ臭くなっていて自分に辟易とした。
負のオーラをムンムン放ちつつも、あれ?でもこれっていつもどおりの平常運転だよな・・と思いなおし、そっとPCを閉じることにした。


ウム、何度もデリろうか・・と思いつつも、ついついうpしてしまうのであった。
だって更新事項がなry  HAHAHA

肩書きに困る。

2010-10-15
昨日、オンワードギャラリーのトゥレンテンヌ展が始まった。

本当は初日にギャラリーに訪れて画廊の方や絹谷香菜子さんらと我々新規出品者組と一緒に夕飯でも、、というように誘われていたが、行けなかった。残念かつ申し訳ない。
普段は、貧相な食事しかしていないので、飯の誘いを断るというのは断腸の思いである。

もともと月木は色々と忙しいが、昨日は教授会やら、色々な仕事が重なってひとつきに1回あるかないかくらいの忙しい日となった。


そういえば教育研究助手や助教は3年目任期制で更新はなしなんだよね。
そんなこんなで、思えばはや3年、本年度で晴れて丁稚奉公は終了だ。

この、30代で定給が無くなる感じ、すごい。
絵描きなんて元々無職みたいなもんだから、別にいいか。

The MUSHOKU★
いや、ここはポジティヴに考えてだな、肩書きを「ニフォンガ家」くらいにしどきなんだろうか?
でもやっぱり絵だけで食っていけてない時には職業・日本画家と恥ずかしくてなんとなく言えない。
少なくとも田渕先生や宮廻先生くらいゴリゴリ仕事して世にでてないとなぁ・・。


なまえ:こうた
職業ランク:見習い日本画師
サブスキル:PCいぢり、大学助手業
そうび:ひのきのぼう、ユニクロのふく
画力:3
努力:3
運:5
まったり感:10

・・・
みたいなもんかね・・・。


子供の頃を思い返すと、幼稚園のアルバムだかの将来の夢の項目は「えかきさん」と書かれていた。
今、おっさんになってみると、いまだにえかきさんになりきれていない。

今も昔も自分の中で
『絵描き=絵で食っている人』
っていう定義だった。
・・・おや?いつ「絵描きさん」になれるんだ?

この不景気どん底、いわゆる描けば売れる!なバブル世代の「美術ブーム」を微塵も味わったことがない堅実世代の自分から言わせれば、正直まるで「絵描きさん」になれる気がしない。
とはいえ元々、先の時代が恵まれすぎていた、そして今もその遺産によっておまけで食わせてもらっている、と考えたらまだ恵まれている方なのかもしれない。
そういう意味で先人の絵描きさん達に感謝している。

元々生真面目にお仕事をこなす公務員基質な自分には正直絵描きさんの適正があるかどうか分からないし、時折憂鬱な気分にもなる。
が、あんまり考えたってしょうがないよね。

アメニモマケズ、カゼニモマケソウだけど、この砂漠の中を一歩一歩歩くしかないなぁ。
そんなこんなで色々と考えるところもあり、益々もって絵をがんばらにゃあ、と静かに思った。

「よっしゃやるぞ!イヤッホウウウウウウウ!!!」
っていうアップ系にはまずなれないが、
自分は自分なりにしっとりダウン系、
「ああ、、やるかね、、、」
っていうテンションでじわじわやることにする。


とりあえず昨日行けなかったオンワードギャラリーに行ってみよう・・・と思ったら今日1件作品搬入があった。落款入れてねぇ・・・。
今日は助手業の勤務日じゃないから午前中にサクっと仕事おわらせよう。

見つけて下さいグーグル先生。

2010-10-14
ううむ、このサイト、作ってまだ1週間も経ってないせいか、ググってもまったくもって1ミリもヒットしない。
検索にひっかかるようにするにはやはりアクセス数がある程度増えたりしないといけないらしい。

とりあえずメタタグに関連ワードとなりえる日本画、院展、松村、、松村公太、公太、とか色々つっこんでみたが、どうだろうね。
なんせ文中に検索ワードたるものをテキストとして入れないとちゃんと回収してくれないっぽい。
ああそういえば、このホームページ、なにげにトップページに松村公太のテキスト文字が一切入ってないわ。

略歴欄も画像に埋め込みしただけで松村の文字はいっこもない。
それも原因か・・・。

とりあえずプライバシーポリシーに松村公太っていうワードを入れるようにしてみた。
そしてお気づきのように、このコラムにも松村公太というワードを意図的に今、入力してみている。
こんなに無意味に松村公太を入力するなんて、はじめてだよ松村公太松村公太。
だんだん松村公太っていう文字がゲシュタルト崩壊してきた松村公太。

これはひどい、松村公太。
なんか他人の名前の気がしてきた。
もうこれくらいで勘弁してください。
ってかこれ、仮にヒットするようになってもこのくだらないコラムにヒットに直でヒットしそうで困る。
それはそれで痛々しいので困るが、なんせ自分ですらHP探せないなんて、情けないったらありゃしない。

あとほかにヒット率を上げるには被リンク数も関係しているそうな。
ああ、ここそんなに紹介してないからリンクはられてないのでそりゃヒットしないよね。
まさに悪循環。

しょうがないので芸大の研究室HPの自分の紹介ページにここのurlを仕込んでおいた。
まさに自作自演。
ほんと、ホームページって「自作自演」って言葉がぴったりだな。
それ以外の何者でもない。
ちょっとゾゾっとする。ああこんな自分は嫌だ。売名はめんどくさい。

ここまでしてあげないとグーグル先生の巡回ロボに見つけてもらえないだなんて。
早くグーグルワールドでデヴュウしたいです。

・・・・・。

と、ここでパターンを変えながらググってたらある重大なことに気がついた。
このページのタイトルである。
「松 村 公 太 website "sazanami"」

・・・。
おや、ひょっとして、と思い、「松村公太」でなく「松 村 公 太」でググってみると・・・
デター!!
祝!グーグルヒット、まだトップじゃなくて低いけど。
なんてことはない、単に松村公太じゃなく、文字単体で検索アーカイブされていたのだ。
アホだ。
スペース入ってるとダメだとは・・・。

え?なんでスペースなんて余計なもんいれたかって?
それは、これ、去年3月まで研究室におられた田渕先生方式なんですよ。

田渕先生がwordを使って自分の名前を入力するときに、フォントのバランスを考えてよく「田 渕 俊 夫」って入力していまして。
それに習ってちょっと調子に乗ってスペース入れてみました。
そうか、敗因はこれだったのか。

そんなこんなでタイトルやページ名を全部「松 村 公 太」から「松村公太」に変更したのであった・・・。
味気ないけど検索に引っかかるために仕方ないよね・・・。

またひとつ勉強になった一日だった。
奥が深いぞインターネッツ。


さて、15日に締切り1枚迫る。
色調が整わないのでさらっと絵~洗うかなぁ。
溶けて絵具が落ちきらないように注意だ。

王様の耳はロバの耳

2010-10-13
よしよし、昨日はギリギリながらトゥレンテンヌ展の作品を額屋さんに搬入。
もっと余裕もって制作したいけど、この「締切り力」って大事だよね。
集中力が増す。
だらだら描くと内容もだらだらしちゃうからキュっと締めるには何かしらの締切りっていうのは必要だよね。

ところでホームページってFTP鯖には「FFFTP」で鯖にうpしてるんだが、若干挙動が怪しい。
上書きしてもスタイルが更新されてなかったりとか、、。
もっと気軽に仕様変更ができないとなぁ。

FFFTP自体は昔からあって完成度も高いのにフリーウェアで公開されてるという神ツール。
更新もそこそこされている。
問題があるとしたらFC2の方だろうなぁ。
あっちはあっちでブラウザ上からもディレクトリ作成したり削除できたりする。
で、FC2でhtmlとかをデリってもFFFTPで鯖内見るとまだデータ残ってたりと、FC2ってなんかよくわからない仕様になってそうだ。
このあたりは実際使ってみて運用しないとわからない使い勝手。

一番いいのは大学のwww.geidai.ac.jpに垢あるからホームページ立てる申請して入れちゃう方法なんだろうけど、ここの助手の仕事もお払い箱になったら垢消滅=強制終了になりかねない危険性があるのでアレだしなぁ。
しかも学内LANからじゃないと更新できないとか色々とアレな仕様が多い。
セキュリティの問題もあるだろうし、むこうも学生相手にやんややんやとやってるだろうから、ある程度縛りのある仕様にしないとやってらんないのは分かるけど、使いづらいのは事実だからなぁ。

とまぁ、ここにダラダラ書いてるわけだが、ふとホームページをマイナーチェンジしつつ思うのは、急に我にかえることがあって恐ろしい。
今まで身バレせずにネットの世界じゃおとなしくつつましくROMってたのに、いきなり名前顔出しはちょっとやりすぎた、というか、落ち着かない。

狩るハンターから狩られるうさぎになったかのような心境だ。

まぁ昔に比べたらTwitterじゃないけど顔出し本名出しの人が相当増えて、一般的にも抵抗感は少なくなったとは思う、が、やっぱりネットの世界は恐ろしい。
正直、ここもちくちくつくりながら突然全消去して雲隠れしたくなる衝動がたまにある。

あとはコンテンツの更新、というか、まぁネタがない。
そんなに年がら年中展覧会三昧っていうわけでもないし、かわいらしい女の子や芸能人でもないこんなオッサンの日常なんてマジで需要がないので、非常に心苦しい。

この雑記の項目は、ある意味自分の中でのホームページやっちゃった、やらかしちゃってるというものの免罪符というか精神安定剤作用がある気がする。
淡々とキラキラ演出だけしてると「これって違うんじゃね?」みたいな感じの葛藤が出てくる。
そのへん割りきって演出がきっちり出来る芸能人とかはすごいスキルだ。

ある意味絵では表し尽くせない自分の内面的なものが文章だとポロっと出し易いから危険。
よく有名人のTwitterを見て落胆しました!とかこんな暗い人だなんて!とかそういうのを見るが、そういう意味では人間の内面を出せば出すほど化けの皮が剥がれてただの人っていう感じがでて危険だよね。

っていう。
王様の耳はロバの耳を叫ぶ穴ということでここを残すことにしよう。
ここのカテゴリ名も「雑記」じゃなくて王様の耳はロバにしようかなぁ。

またつまらない文章を書いてしまった。
まさに雑記、おわり。

窓と林檎の互換性。

2010-10-12
とりあえずMac環境でも見られるかどうかをT氏にお願いし、閲覧してもらう。

結果、位置ずれがあったりライトルームなどが動作しない時があるなど、色々問題がありそうだ。
あとはiphoneのサファリブラウザから見たときとMacのサファリと見え方が違うとのこと。

ううん、互換性の壁ここにあり。

研究室内でもかなりのMac user、俗称マカーが多い。
そういう意味じゃ業界内だとサファリしか使ってない人もいるはずだろうし、困った困った。

実は初めて触ったPCはマッキントッシュで、かれこれ17年くらい前だっただろうか。
高校にマックがあってハマった思い出。
当時はPhotoshopはフロッピーでインストール、レイヤーなんてものはなく、今に比べたら相当みすぼらしい感じだったが、ソフトは昔から一人前に高かった覚えが。

紆余曲折あり現在はWindows user、俗称ドザーだが、元マカーのくせに最近のmacOSは漢字Talk OSの時代とまったく異なりさっぱりわからないので、互換性に関しては検証すら難しい。
ほぼ匙を投げかけている状態。

確かにそういう時にはデュアルブートが簡単な林檎のがいいのかもしれないねぇ。
ブートキャンプかぁ、、、。窓と林檎の共演。
そういやビリー(ズ ブートキャンプのおっちゃん)はどこにいった?
確か日本人の嫁と再婚?したらしいけど・・・。

ちなみにさっき火狐は普通に表示可能だったと聞いた。
firefoxて中身IEエンジンとかgekoエンジンとか任意で選べるんだっけ?
IEでいけたらだいたい火狐はいけるのかも。
ものによっては画像若干重たいとのこと。

やっぱ仕様です、ってことにするしかないのかなぁ。
レンタルサーバー月々300円~500円とかをケチってるわけですがね。
月々金がかかるもの、例えば電話回線すら解約しようか迷っているというのにw

絵描きは水物、水商売で収入がどんどん安定していかなくなるだろうし、なるべく月々のリスクは減らしたい、という。

実態はただケチってるだけでしたすみません。

FC2のは有料会員になったら多少は軽くなるんだろうか。
容量だけならいらないしなぁ。
今の時点で多分サイトで20MB程度、スタイルシートとか画像とかサムネとか合わせてこれくらいって重いのか軽いのか、なんせ初めてのほーむぺぇじづくりだからわからん。


さて、トゥレンテンヌ展の搬入の為の額屋さんが明日の午前にやってくるので、仕上げしてこねば。
落款まだ入れてないっていう。

10の日。

2010-10-10
記念すべき2010年10月10日、10が3つ並びの日。
特に記念することはないけども。

候補の画像を引っ張り出してきて貼り付ける準備をする。
昔撮ったデジカメ画像が思いのほか悪く、使いづらい。

わりと気に入ってた作品もあったが、色カブリしてるのでやめた。
レタッチして補正するも、ノートパソコンでこれを作ってるので、ちゃんとキャリブレーションしたモニターできちっとしたほうがいいだろうなぁ。

見る人のPC環境によっては色合い全然変わるんだろうし、将来的にモニターのカラーキャリブレーションが常態化しないといちいち気にしなくてもいいレベルなのかもしれない。

ちくちくホームページの次回更新分をいぢっていると、没頭してしまうので危険だ。
現実逃避にはもってこいですね。
全部投げ出してひきこもりたい。

この雑記のところ、増えてったらどうしようかなぁ。
始めからブログっぽいとこのがシステム的には絶対やりやすい作りにはなってる。
ずるずる下に長ーくするのだと見づらいし、年月日でアーカイブするのも手動だとなにげにめんどくさい。

それ以前にアーカイブする程度の内容でもないかな?
タイピングは早い方なので、別にこの程度の雑談的なものは苦にはならないが。
せっかくカタカタ入力するからには実がある内容を打つべきなんだろうけど、こういうどうでもいい文章も、10年後とかあとから見なおしたら懐かしいな、とか思うんだろうなぁ。

ブログとかってなんか意味あんの?とか思ったら負けだろうな。
仮に意味を求めるとしたら、こうやって引きこもって作業してると友達に適当に撮られたりするスナップがまずないので、こんな感じの日常のどうでもいい文章がスナップ写真の代わりになっていくんだろう。

もっと膠とはなんぞや、とか、筆法とはなんぞやとか、そのへんの話のがよさげですね。
まぁそのへんはえらい先生達がもう既にやってるだろうしここでやらなくてもいいよね。

という雑記。

アップロード出来るかな?

2010-10-09
制作の合間の乾き待ちとかにホームページのコンテンツを補充したり位置や画像の大きさを微調整。
ばっさり作ったので見直してると結構アラが目立つ。

それよりホームページ作ったはいいが、ネット上にアップロードする必要がある。
自鯖とかそういうのはお金もかかるし面倒なので、無料鯖を探すことにした。
ググると比較サイトとか色々ある、が、なんせ数が多すぎる。
試すのが面倒なので、とりあえず昔ちょろっと触ったことがあるFC2を選ぶことにした。

ん?アップできない。
どうやらこのHP作成ソフト、アップローダーが微妙でFC2に対応していない。仕方が無いので有名ソフトのFFFTPを使ってアップすると、サラサラとアップできた。

広告もでないし無料だから結構お勧めできるんだけど、FC2はブログの人口が結構いるから夜の10時~午前1時とかくらいまでは非常に重たく、アクセスしづらくなるのが玉に瑕。
貸してもらう立場からしたら文句は言えないから、とりあえずここを仮住まいとしてホームページを立ち上げることにした。

名称を決めないといけないが、何にしよう・・・。
とりあえず暫定的にトップページのビルボード画像に「漣」という作品を使ったので、「sazanami」(仮)でいいか。
何かいいキャッチフレーズでも浮かべばいいけどなぁ。

よし、だいぶ絵の画像の配置もこなれてきた。
この画像がニューンと大きくなる処理、人によって好き好きがあるが、とりあえず面白いからいいか。

展覧会更新のとこもだいぶ出来てきた。ってか入力だるかった。日時とか曜日とか場所とか・・。
一回入力してしまえばあとは自分の予定表としても使えるからいいかな。
グーグルマップと連動させてホームページに埋め込むっていうテクも考えたが、さすがにごちゃごちゃしすぎるから保留。
個別で紹介ページ作る気力もなく、、画商さんやデパートで自分の会社のページがあるところにはリンクはっちゃえばいいかな?

とりあえずざらっと作ってみて思ったこと。
ホームページ作りは勢いとやる気が必要だなぁ。まぁ、ぶっちゃけるとめんどくさいです。
今はまだ作りたてだし楽しんでやれるからいいけど、これ飽きたら苦行だろうな。
自分で作ろうと思ってる人は楽しんでやらないともたないと思うのでご注意を・・・。お金がある人は外注でいいんじゃなry

と、こういうことばかりやってると先生方に「そんな暇あるなら絵を描け!」と怒られそうなのでこのへんで終了。
ぼちぼち絵の方の作業に戻るかなぁ。

ホームページを作ってみました。

2010-10-08
あーあー、テストテスト、とりあえず自分のホームページを作ってみた。

パソコンいじり、家電いじりは好きなので、ウェブ巡回とかはよくやるが、実はなにげにこういう自分自身のホームページを作るのは初めての挑戦だ。最近、絵かきは客商売だと思い、いままでのらりくらりと敬遠してきたマイホームページを一念発起で作ることにしてみた。

事の発端は、兄から郵送で送られてきた、とあるホームページ作成ツール。最近新しいバージョンを購入したので古いのがいらなくなったっぽい。リッチすぎる。もらえるものは頂きます、ありがたや。

まぁなんというか、テンプレート様々である。一昔前のHTMLタグ手打ちとはうってかわってど素人でも簡単にそれっぽいのが作れる。
このコラムっていう項目もなんとも微妙だけど、テンプレにあったから勿体無いしとりあえず使ってみようかっていうレベルでブログ紛いのものを書いている始末。外部ブログとかに飛ばしたほうが更新楽なんだろうけどせっかくなのでちょろちょろ書き込んでみる。

表向きは真面目なコンテンツで広告しつつも、よく考えたらそうそう絵のコンテンツが増やせるわけでもないので、こういう文章のが更新楽じゃね?という魂胆でもある。



最近下火のTwitterとかmixiとかにも実は潜伏用の垢がある(本名でなく適当な人物)ので、そっちの垢を身バレして連動させてもいいんだけど、あまりリンクさせすぎるとカオスなのでリアルの保身の為にやめておこう・・・。
ここだけの話、実は昔、大学の研究室の公式ブログ「あかれんが」というものを書いていたこともあったなぁ。
どうせ誰も読まないだろうし、ただ淡々と普通に書いてもつまんないだろうと、味付けのつもりとノリと疲れによって、ネカマ調のブログをやってましたよ、ええ・・・。悪気はないんですよ、架空の女キャラで自作自演しつつ、つい調子に乗りすぎましたね。中の人を女性が書いていたと思っていた方、申し訳ございません。遅めの若気の至りだったということで勘弁しry。

思い返せばあの頃は研究室のN君と共謀し、写真を撮ってきてもらったり色々とやったのはいい思い出。公式と名乗り研究室内での学生の活動を紹介をしつつ、展覧会とかも紹介したりしていたが、あまりの反響の少なさにくじけて辞めてしまった。学生さんの応援のつもりでやっていたが、あまりにも展覧会情報とかの投稿が少なかった上、いくら他人の広報を頑張ってもそれほど人から感謝されるような仕事じゃないと悟ったからだ。

とかいいつつ単にネカマブログに飽きたっていうのは秘密



そんなこんなで、せんえつながら私の初めてのホームページが幕を開けるのであります。
所詮素人が急ごしらえで作ったホームページなのでミスや不手際、更新の延滞などなどがありそうですが、どうか生暖かい目で見守りつつ、よろしくお願いします。